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徒然な詩集  作者: 加部宮
15/20

一滴

ぽたりと雫は地面に落ちる

表面トゲトゲのボールのよう

地面に落ちたその一滴

その一滴は赤い色

たった今、刺された色


ぽたりと雫は地面に落ちる

表面トゲトゲのボールのよう

地面に落ちたその一滴

その一滴は青い色

誰かの何かを盗ろうとして、滴り落ちた絵の具の色


ぽたりと雫は地面に落ちる

表面トゲトゲのボールのよう

地面に落ちたその一滴

その一滴は黒い色

地面の下の黒い水が、お金に変わった色


ぽたりと雫は地面に落ちる

表面トゲトゲのボールのよう

地面に落ちたその一滴

その一滴は透き通った透明

人の最も綺麗なものが、地面に優しく落ちた色

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