興味以前の問題
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
どれだけお顔が綺麗でも『死ねよ』『気持ち悪い』なんて言われたらチャンネルを変えます。
なんなら変えました。二度と見たくない。
今の今まで『外面ばかりを見て、中身を全く見ない人が多い』という批判をして生きてきたので、『貴方は全く外見を見ない人なのだろう』と思われがちだろう。
が、別に美男美女が嫌いという訳では無い。むしろ大好き。居れば居るだけ良い、問題は優先順位である。一に内面、二に性格。これだけは決して譲れない。
「外見も中身も良い奴が一番良いって皆思ってるだろうし、私もそう思う。まぁ、其れをわざわざ『中身が一番大事だよ』って言ってる人前で言いたくないだけ。水を差すのが嫌なだけ」
外見は至って普通。言葉使いも不快感を与えない。多くの人々が背景の一部として認識する様な人だった。勿論、自分もそうして、過度に仲良くも悪くもない関係を続けようと思っていた。
けれども彼女のある一面を見て、興味を持った。其れは自分の友達の話をしている時の事。
――私のお友達? 皆良い子達ばかりだよ。小学生の時も、中学生の時も、皆中身も、外見も綺麗な子達ばかりだった。アルバムを見せてあげたいけれど、今はコンプラが厳しいからね。
そう言って、延々と彼女の友達の話をしていた。ずっとずっと笑顔だった。尽きることの無い話題を小さな指先の動きを混じえて話す。
『良い子なのよ』『とってもとっても綺麗なの』『そして頭も良いの』。ファンが推しを語る様に、ずっとずっとキラキラしていた。
あぁ、この子は絶対に友達を悪く言わないのだと踏んだ。そしてだからこそ、一つの鎌を掛けたくなった。
「綺麗な子が好きなんだね」
人は外見から入り、中身に興味を持つ。どれだけ中身の話をしていたって、結局はそうなのだ。だからこそ、彼女よ本性が見たくなった。
すると彼女は僅かに視線を鋭くさせて、口角を上げた。
「勿論。でもまぁ、中身が無いと直ぐに冷めてしまうけれど。綺麗な顔をして『死ねよ』『気持ち悪い』なんて言われたら、その時点でチャンネルを変える。今までも、これからも。
私にとって、外見というのは、人に興味を持つか持たないか以前の関門。『美しかったら賞賛する』ただそれだけの関門。だから醜くても、興味を持つ持たないの話にはならない。常に興味は変動を続けている」
『貴方もきっとそうでしょう?』と顔が語っていた。
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
まとまってくれません( •̅ ω •̅ )
外見が全てでは無い。と言ってますが、美男美女は大好きですよ。目の保養なので。
ただ美男美女だからと言って『死ねよ』『お前の声が気持ち悪くて吐きそう』なんて言葉を吐かれたら、即刻冷めるだけです。
そんな事を仰る方は、もれなくチャンネル変えます。変えてきました。単純に不愉快なので。
小さな不快感を延々と見させられると、耐えられなくなって距離を置くタイプ。
逆も然り。
良いところを沢山見せられると、静かに心を預けます。
両者ともに結構な激重。
トラウマなんですよ。
如何せん、顔だけが良い輩にいじめられていたので。
顔の良さだけで許されてきた輩だったので。
綺麗であっても、なくても、美しくも醜くも、人に対しては相応に興味を持っていると思います。
そもそも小説書くのに、人を見るのは必要。
良いところ、悪いところ、浴びるほど見て嫌いになっても、『君はそういう思考なのね』という俯瞰した興味は持っていた方がきっと得です。
なんにしても。
顔に対する興味は、人の興味には遠く及ばない。
と残して置こうと思います。