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【ドM転生!】俺は魔王で世界を統べる ~マナと精霊編~  作者: 凪野つかさ
第二章:ダリとエルサム
22/50

第21話:転移

いつもありがとうございます。

毎回短い文章で申し訳ございませんが、皆様を少しでも愉しませることができれば幸いです。


今回は、ユラのスキルの確認回です。

 カボチャ野郎と出会って数日が過ぎた。

 ダリとエルサムが戦争に入ったという情報はまだ聞いていないが、俺たちも最低限の準備は行おう。



 戦になったら何ができるか…ひとまず、今の自分のステータスを再確認する。



ステータス

名前:カオル=ユラ

種族:魔人族

称号:魔王(序列49位)

技能:スキル 「秘匿」、「意思伝達」、「転移」

オリジナルスキル 「創造」

魔法:火の魔法(初級)

    水の魔法(初級・中級)

    雷の魔法(初級・中級)

    風の魔法(初級)

    土の精霊魔法(下位)

体術:「斬撃耐性」、「疾走」

加護:創造神の加護、スライムの加護、馬人の加護



 いつの間にか、いろいろ使えるようになっている。

 ロジーとのリンクのおかげで、初級だが精霊魔法を使えるようになった。これは、村の発展に欠かせないノームの召喚が可能になる魔法だ。お世話になっている。

 馬人の加護と雷の中級魔法…これは、モニカからキスされた影響かな…♡?



 さて、「転移」ね。この前カボチャ野郎が現れる前に、突然獲得できたスキルだ。おそらく、カボチャが使っていた“黒い渦”みたいなスキルなんだろう。名前からして、好きな場所に行けるとかか?

トライしてみよう。あのカボチャが住んでいる場所は、エルサムとか言っていたな。エルサムに行きたいと頭に念じつつ、「転移」スキルを使ってみる。



《告:エルサムへは転移できません。「転移」スキルは、一度行ったことがある場所でないと使用することができません。》



 あれ?エルサムには行けないのか…。じゃあ、今度はダリのバッカナールをイメージして「転移」を使ってみる。すると、目の前が“黒い渦”に包み込まれ、一瞬でバッカナールの露店のおばちゃんの前に移動した。



「わ!何!?びっくりした!」

「おばちゃん、驚かせてすみません!ママト美味しかったです!」



 再度「転移」を使って村に戻る。

 おぉ~、これは便利だ!これで、今後はバッカナールには簡単に行けるわけだ。

 そういえば村でもママトができていたな。おばちゃんに見せに行くか。

 ママトを持って、再度「転移」を使う。



「わ!また!?何なの!?」

「おばちゃん、度々ごめん!これ、うちの村でできたママト。食べてみてよ!」



 おばちゃんがママトを食べる。



「う~ん、まずまずね。もう少し甘みが欲しいわね。」

「そっか。なかなか上手くできたと思ったんだけど…おばちゃんのお眼鏡には適わなかったか。」

「まだまだ私のママトには及ばないねぇ。」

「ちぇ。」

「良ければ、今度あんたの村のママトを見に行ってあげようか?何かアドバイスできるかもしれないわよ。」

「それは嬉しい!ぜひ技術を教えてほしい…けど、うちの村のママトが美味しくなっちゃうと、おばちゃんのママトは更に買う人いなくなっちゃうね。」

「そうねー…実は、もうあんまり買ってくれる人もいないし、バッカナールから離れようと思っているのよ。風の噂で聞いた話だけど、この国はまた魔物の国と戦争をやるみたいなの。こんな危ない国にいたら体がもたないわ。家族も居ないことだし、ふらっとその辺の農村に行こうかな、とも思ってたとこなのよね。」

「そうか、なんなら今から来るか?うちの村。」

「え?」



 そういうと、俺はおばちゃんの手を握り、再度の転移を行う。一瞬で村に戻ることができた。この転移のスキルは二人でも使えるんだな。



「ここが俺の村だよ。まだ施設はあんまり整って無いんだけど…気に入ったら是非来てよ。うちで最高のママトを作ってほしい。」



 結局、おばちゃんは一旦バッカナールに帰ることになった。知り合いも多いみたいだし、いろいろ身の回りの整理をしてから、なんと!嬉しいことに!うちの村に移住してくれるらしい。ママトがうちの名産品になる日も近いな。



・・・



 もう一つ確認すべきスキルがある。それは「創造」スキルだ。

 俺はこれまで家や生活に必要なものばかり「創造」で作っていたが、他にも使い道があると思う。



《告:オリジナルスキル「創造」に関しての解説。自身がイメージしたものを具現化できる。ただし、その際には材料が必要。また、生物は創造できない。創造には魔力を要します。》



 生物は創造できないが、生き物じゃなければいいんだよね。もし戦いになった場合、うちの村には絶対的に戦える魔物の数が足りない。試しに、ノームの入れ物となる(ゴーレム)を作ってみよう。

 「創造」スキルを使用してゴーレムをイメージする。すると周囲の土を材料にして、一体のゴーレムが出来上がった。このゴーレムに魔力を使ってマナを集める。最後にノームを召喚し、ゴーレムに入ってもらう…すると、ゴーレムは思った通り動き始めた。俺の指示にも従うようだ。ひとまず、戦の時はゴーレムを戦闘員として働かせよう。



 あとは、武器だな。俺のイメージの中の“強い”武器…単純に「銃」とかあったら強いよなぁ。

前世の映画で見た、ライフル銃をイメージしてみる。



《告:ライフル銃を創造します。ライフル銃の作成のための、鋼材、鉄剤が不足しております。現在の材料では作成できません。》



 ですよねー。うちの村は慢性的な資源不足だ。

 木や石の武器で戦うしかないのか…石器時代かよ。



 そう頭を悩ましていると、ロジーがぶつぶつ言いながら通りがかる。



「鉱石…鉱石…。」


ここまでお読み頂きありがとうございます。


少しでも愉しんでいただけましたら、良ければブックマーク登録や評価をお願いできますと幸いです。

励みになります。


引き続きよろしくお願いいたします。

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