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4話-1 神の随意に 発生編

深夜0時。

神社の境内。

今日と明日の境目。

移り変わるその瞬間。

神はひっそりとそこに現れて、

その手でカレンダーをめくる。

人の子はそれに気づくことなく1日を跨ぐ。


だが、どうだろう?

もし誰かがそこにいたならば、

誰かはその神の献身を目にするのではないだろうか?

人知れず行っていた縁の下の何かを目撃するのではないか?


かつてその場を目撃した者はいたのではないか?


……



………





周りには何もなく、

絵巻物そのままの黄色い空が、辺りを覆っている。

地平線も見えず、

ただ果てしなく続くであろう地が広がっている。

そこに不相応に立つ一人の少女。

彼女は少し緊張気味に小さくお辞儀して、はにかみながら言った。



「えっと…ようこそ、いらっしゃいました。久しぶりのお客さんなので…その…張り切って!歓迎しますね。」



明らかに現実と乖離した異世界。

つい先ほどまでいた場所とは明らかに違う。

移動したわけでもない。

何処かへ秘密裏に運ばれた形跡もない。

つまり、異形絡みの厄介ごとに首を突っ込んだわけだ。


しかし夜乃に焦りはなかった。


目の前の少女に目を据えながら、


改めてあたりの様子を確認し、


ただ一つ



「確かに依頼は達成された」



そういう確信を持って、夜乃は少女に微笑んだ。



4話では、発生編、推理編、解決編の3章に分かれます。少しミステリー要素を含ませたいと思ってますので、どうぞ最後までお付き合いください。

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