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え? ……えっ?

 一分くらいは経ったんだけど、二人ともまだじとーっと僕を見つめてくる。母さんは面白がってるのかニコニコ笑ってるだけだし……。


「えっと……ほら、同じくらい大好きって言っても、好きの種類が違うからさ? うん」

「違うって何さ」

「優斗君、ハッキリ言って」


 あれれー、おっかしーぞー? なんで僕が責められる流れになってるんだー?


「いや、愛華はさ、家族として大好きっていうか、そう、親愛? で、小春は異性として……えっと、恋愛? ……うーん?」


 なんだろう、自分で言ってて分からなくなってきた。

 僕は腕を組んで次の言葉を考え始める。

 と、


「「ぷっ」」

「へ?」

「ふふふふ、もういいよ、優斗君」

「あははっ、ちょっとイジメ過ぎちゃった」

「え? ……えっ?」


 さっきまで険悪な雰囲気だったはずの小春と愛華が笑い合っている。どういうこと……?


「あれ、だって愛華、小春のこと嫌ってたんじゃ……」

「うん、最初はね。でも、小春さんがいい人なのも、お兄のこと本気で好きなのもすぐに分かったもん。でもせっかくだからお兄を驚かせてあげようかなって思って、お母さんに中継役を」

「はーい。母さんさりげなーく小春ちゃんに話合わせるようにお願いしましたー」

「ごめんね優斗君、面白そうだったから乗っかっちゃった」


 楽しそうに笑っている三人を見て、僕の体から力が抜ける。


「な、なんだ……結構本気で怖かったんだけど……」

「ふっふーん、それだけ愛華の演技が凄かったってことだね!」

「もう今後はこんなことしないでよ、心臓に悪い……」

「はーい」


 いや本当に、もう二度とやんないでほしい……。

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