じとーっ
久しぶり&なんか適当に書いてしまった感&長め
それからまだ、五分くらいしか経ってないんだけど。
山程あったドーナツは、そのほとんどが姿を消していた。
……ムスッとした表情でやって来た愛華の手によって……。
「……えっと、愛華? そんなに食べて大丈夫……?」
「はいひょうふらからはへへふの」
「ごめん何言ってるかさっぱり分かんない。なんて?」
「んっ……ごくっ。……大丈夫だから食べてるの。お兄は気にせずその人とイチャイチャしてればいいよ。つーん」
「口に出してつーんって言う人初めて見た……」
「優斗君。今そこじゃないと思う」
僕もそう思う。
「……えっと、愛華。何をそんなにツンツンしてるの?」
「ツンツンなんてしてないもん」
「いやさっき自分でつーんって言って」
「言ってない!」
「完全に言ってたけど」
「言ってないったら言ってないもん! つーん!」
「また言ってる!?」
もう絶対にわざとだよね、さすがに。……まぁそれはさておき、どうしたものか……。
「愛華ちゃん」
と、そんなことを考えていると、小春が愛華に声をかける。
「私、愛華ちゃんとも仲良くしたいな」
「愛華はお兄を取る女となんて仲良くしたくない」
「取るつもりなんて……。三人で仲良く出来たらなって思ってるんだよ?」
「知らない。どうせ二人だけの空間作るに決まってるもん」
何、二人だけの空間って……。
「……お兄ちゃんのこと好き?」
「大好き。愛してる」
「私も優斗君が大好き。優斗君は?」
「え、あ、急に僕? えっと……二人とも大好き、だよ?」
「どっちが? お兄はどっちが好きなの?」
「うーん……同じくらい大好きだからなぁ」
「「じとーっ」」
……いや、そんな見られても。っていうか、じとーって言う人も初めてだよ。




