17/34
Oh……
「そうそう、その娘さんも、優斗と同じ学校の一年生って聞いたわよー? もしかしたら会えるかもね!」
「へぇ。なんて人?」
会うことがあれば少し話してみようかな、と、母さんに名前を聞いてみる。と、
「柳川さんっていう人なんだけどー……」
「…………」
……うん。ちょっと待ってね? 柳川? すっごく聞き覚えのある名前なんだけど……いやいや、まさか……。
「……下の名前は、分かる?」
「んー……なんて言ってたかしらねー。確か、こ……こは……」
「…………小春?」
「そう、その子! なんだー、もう知り合いだったのねー?」
うっへいマジですかい。
「……ちなみに母さん、その人と結婚とか考えてたりは……」
「そうねー……もしかしたらそんなときが来るかもしれn」
「母さん。僕ね、恋人が出来たんだよ」
「? ……!? そ、そうなの!? いつの間に! おめでとう、優斗!」
きゃー、とか言いながら抱きついてこようとする母さんを、僕は手を出して止める。
「それで、その相手の名前、柳川小春っていうんだけど」
「Oh……」
全てを察したらしい母さんである。




