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ちょっ……わ、脇、脇ぃ……
「さて……これからどうする? せっかくだし四人で飯でも食いに行くか?」
クラスメイト達がさっさと消えてしまった先生をポカンと見送る中、春弥が大きく伸びをしながら聞いてくる。
ご飯……小春と、ご飯……? 何それ超行きたい。だけど――
「ごめん、妹のご飯作らないと」
「ごめんね、弟のご飯作らなきゃだから」
僕と小春が同時に言う。……そういえば、小春の家も僕と同じように小春が家事をやってるって言ってたっけ。
「あー……そっか。……じゃあ俺達二人だけで行く?」
「なんでよ」
「おふっ」
若干ニヤニヤしながら提案する春弥の脇腹に小向さんの肘がクリーンヒット。うわぁ、痛そう。
「ちょっ……わ、脇、脇ぃ……」
悶絶してるよ……。
「ナンパしたかったなら残念。あたしを連れて行きたかったら小春から落としなさい」
「あ、小春が一緒なら行くんだね、小向さん……」
「待って。ちょっと待って。ねぇ優斗君、俺別にナンパしようとした訳じゃないんだよ? 俺そういう奴じゃないって分かるよね? 否定しよう?」
「いやぁ、別にいいかなって」
「酷いっ!?」
……割と昔からこんな感じですよ? っていうか春弥、ナンパ経験アリじゃなかったっけ?




