表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

チュートリアル2

おひさしぶりです。まあぼちぼちやっております。何とか命は保たれております。


改変しました。もうちょっとテコ入れする予定です。

 シャワーを浴びてすっきりする。昼食をとって、いろいろすませる。そしてすぐにMFOを始める。まあ、ニートですし、時間はいっぱいあるのよ。



 ーーー


 ふう、ちょうど夜明けぐらいね。庵から外を眺めると雲がうっすらと山の周りを隠しているところだった。うっすらと下の様子が見えたが昨日の景色と違って峻険な山が並び谷はフィヨルドのようで、これまた絶景だなと思った。でも昨日と違う景色なのはどうしてだろう。まあ気にしても仕方ないしね。



 どうしようかしら。少し手持ち無沙汰ね。散歩にでも行きますか。


 社の前から石段をゆっくり下りていく。古風な日本家屋が一列に立ち並ぶ様子は不思議と私を落ち着かせる。

 やはり日本家屋はいいものだ。フローリングより畳、ベッドより布団。だから実家の自室よりこっちの方が居心地が良い。

 そんな他愛もないことを考えてると、お爺ちゃん狐がやってくる。


「よく眠っていたようだね。じゃあ、早速、修行を始めるからついてきなさい」


 修行……チュートリアルのことね。まあ、やってみましょう。

 そして、今ふと思い出したがこれはスキル制のゲームだったはず、今から覚えられるのだろうか?


 そんなこんなで社までさーっと案内され、雑巾をふいっと渡される。


「ほぇ?何でこれを?」


「づべこべ言わずに社の床という床を綺麗に雑巾がけするのじゃ。それとこれからするすべての修行は毎日欠かさず行うのじゃぞ。分かったな?」


 うひゃ~、どれだけあると思ってんのよ。というよりこれはチュートリアル?雑用な気がしますけど。


 しっかり足を踏み込んで丁寧にやっていくが速さもきちんと出してやる。意外と腰にくるものなんだね。やるからには綺麗にしたいしね。


 はあ終わったわ。これってゲームなはずよね。とっても体が疲れるのよね。


「お、終えたみたいじゃな。次は剣術じゃな。素振りをあの人形を真似て、それぞれの型を百回以上繰り返してみることじゃな」


 そういって木刀を渡してきたが、その刀は思っていたよりも短かった


 私剣道とかしたことないのに…

 出来てない部分が赤く表示されるのは構わないし、むしろありがたいんだけどね。出来なかったらノーカンはホントに鬼だと思う。


 大上段からの素振りから始めてたんだけど、私、上背がないのにこれをやってて意味あるのかな?まあいいけどね。刀も短めだし。


 そして、やっと終わった。ついでと言わんばかりに薙刀も教えられた。私はこっちの方が向いてるみたいなので、こっちをメインにしようかな。刀は護身用にでも……

 明日はもっと早く終わらせたいけど、乱取りとか増えていって大変そうだな。


「次は弓術じゃな、ホレ」


 そういって弓を渡された。思っていたよりも小さい。


「さっきの剣捌き等をみて思ったが、全くのド素人じゃな。最初のうちは、魔法で補助してやるからの。それをしっかり体で覚えるのじゃ」


 いつまでたっても終わりそうになかったからね、ありがたいよ。お爺ちゃん。多分チュートリアル消化のお助けだと思う。


 正射必中って言葉があるように、姿勢は大事だろう。正しく構えて正しく射る。補助もあることだし、自ずと当たってくるのではないかな。


 はい、難易度下がったと思った私がバカでした。静止した的はまだしも動く的とか動きながら撃つのはまだ早いと思うんだ。ホント難しいな。


「次じゃな。こっちの部屋じゃ」


 何でも気配を感じ取る修行だそうだ。というか目を閉じて攻撃を避けるって達人技じゃない。私になにを求めてるのかしらね。


 目を閉じる。何もわかんない。お爺ちゃん足音消えてるし。いまどこっ……こほっ

 蹴られたよ。お腹を思いっきりホントに鬼畜だよ。


 その後しばらくいたぶられ続けてやっと終わった。ちなみに気配は全く感じられない。もうホント無理ゲー。


 そして流れるように瞑想、イメトレをやっていく。イメトレは狐のお題を正確に想像することだった。私の思考を読んでいる狐に合格点をもらわないと終わらないんだけど、これは意外とすんなり進んだ。

 何のためにしてるのかは理解してないんだけど。


「体づくりはこれで最後じゃな。毎日起きたらこれを繰り返すのじゃ。しばらくしたら慣れてくるじゃろうし。そしたら魔法学とこの世の事についてもやっていくぞ。あ、あと最終的には空を歩いてもらわねばこの里からでていけぬからの。頑張るのじゃ」


 最後とんでもないことをいってやがりましたよ。チュートが1日で終わらないってどういう事よ……

 まあ今までの苦行とあんまり変わんないでしょ。というか私はこんなハードスケジュールよくこなせてるわね。

 よしこれで最後ね。最後は……

 目の前にあるのは金魚の入った水槽。ナニコレ?


「金魚の動きを読んで同時に体を動かすのじゃ。かなり難しいぞい。それにこれはかなり時間がかかるでの、時の部屋で時間を加速してやるぞ」


 体の負担にならない限界まで加速してこの修行をさせられた。相手は生き物だし気ままに動くから全然ついていけなかった。なにげにこれが一番難しいんじゃないかしら。


 とりあえず終わったので、ちょっと早いんだけどログアウト。もう初めての事ばかりで体が疲れたわ。


 メニューを開いてある部分に目が留まる。


 言語自動翻訳設定


 こんなのあったんだ。ふむふむとりあえず日本語で、英語は状況によるかな。よし、じゃあログアウト!







ブクマありがとうございます。遅い更新ですが、内容も薄くなってしまうと思いますし、資料もなかなか集めきれないと思いますが出来る範囲でやってみようともいます。妄想楽しいですものね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ