第6話
どうも!アオバでございます!
今回は、分かりやすい伏線を無理やり盛って、これからに繋げる話ですw
それでは、本編どーぞー
観覧車の件があった日から数週間が経ち…
俺達は、今もカップル。という形で、仲良く過ごしている。
いつもと変わらないようで変化のある生活。
嬉しくて、楽しくて、この日常がずっとずっと続く…
このときは、そう思っていた…
「兄さん…おはよー」
「おはよ、髪の毛ボサボサだな…」
あの日から、「もったいないけど…情けない姿は見せられないから…!」とか、言ってひなはひとりで起きるようになった。
もったいないけどって…
「朝ごはん出来てるから、顔洗ってこい」
「ん、了解」
こんな何処にでもある日常がこんなにも、いいものなんだなと、実感できる…
広い世界で今一番幸せなのは自分だって言い切れるくらい…
手に入れた感触を、握りしめながら今日も俺たちの一日は過ぎていく。
「大丈夫…まだバレてない…
せっかく手に入れたんだから…もっと頑張って…!」
そう、強く握りしめた手の平は、赤く染まっていた。
学校から帰り、自宅で兄さんと二人きり…
そんな至福の一時を過ごすなか、不意に兄さんに話しかけらける。
「そういやさ、なんでひなは俺のことを兄さんって呼ぶんだ?」
「なんで?兄さんはいや?」
「そうじゃないけど、なんか変えないのかなって」
うーん…と、うねりをあげる私…
考えたこともなかった…無意識に兄さんと呼んでいるから、答えが浮かばなかった…
「なんとなくだよ」
「なるほど」
あ、納得するんだ…
「まあ、いつか一回くらいは名前で呼んでくれよ?」
「はーい、じゃあいつかね…」
きっと、そのいつかはすぐに来ると思う。
だって…
私には時間があまり残されていないから…
いかがでしたか?
そういや、僕バンドを組みました!✨
なので、これからペース下がるかもしれないです…
まあ、どっちも好きなので両立出来るように頑張ります!(勉強するとは言ってないw)
ご意見ご感想お待ちしておりますm(_ _)m