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親愛なる兄さんへ!  作者: アオバ
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第1話

どうも!碧風 アオバでございます!✨

また、新作でございます…w

今回はTHEラノベって感じで書いていこうと思っています。

そして、今回からちょっと練りが強くなってます…

まあ、面白いかどうかはわかんないけどね…w

とりあえず、本編へどうぞ…

私は、兄さんが好きだ。

いや、兄さんのことを私は愛している。

兄さんのことならなんでも知ってる。

けど…所詮は"妹"…

私がいくら兄さんのことを愛そうと、この願いが届くことはないんだろうな…



「…きろ…お…きろ…起きろ~?」

ああ、私の愛する兄さんの声…

…兄さんの声…!?

その瞬間、私の意識は覚醒した。

「お?起きたか?

朝飯出来たから起こしに来たぞ~」

時計を見ると七時半、いつもこの時間に朝ごはんが出来上がるのでなんと毎朝!兄さんは起こしに来てくれる。

好きな人に毎朝起こしてもらえるとか…

マジで、最高です!

ふと、見上げると兄さんの顔…

それだけで、私は倒れてしまいそうだが…

「うん!ありがと、いま降りるよ。」

私は平然を装い、ただの"妹"の演技をする。

まあ、演技と言っても実際ただの妹なんだけどね?うん…

そんなこんなで、下に降りて自分の朝ごはんが並べられた所の席につく。

「おはよう~いつもありがとね、兄さん」

「気にすんな、もはやひなを起こすのは俺の毎日の日課だからな。」

そういってくれるこの人は姫野(ひめの) 冬月(ゆづき)。私の癒しであり、動力源となる我が自慢の兄である。あと、私の実際の名前はひなではなく姫野 雛子(ひなこ)です。

てか、ヤバイな…私ただの変態だ…

しかし、こんな変態ブラコン妹になってしまったのにはとあるきっかけがあった。

小学校の時のとある夏休み。

小さい頃の私は、いじめを受けていた。

そのせいで、私は学校に行かなくなるいわゆる不登校になっていた。学校に行っても楽しくもなんともない…そんなことを思いながらただただ色んな人に気を使わせているという罪悪感で押し潰されそうになる毎日…

そんなある日、兄さんが帰ってくる時間。

そう思い、なんとなくカーテンの隙間から下を覗くと。

兄さんが、私をいじめていた男の子と一緒に歩いてきた…


いや!なにしてんの!?

当時の私はそう思ったことだろう。

会うのが嫌で引きこもっているのに、よりによって一番会いたくない人を自分の前まで連れてきたのだ。

そして、部屋から私が見ていることに気が付いたのか私に下に来るように言ってきた…

ああ…また、いじめられる…そんなことを思いながら重い足取りで玄関まで歩みを進めた。

しかし、その男の子が言い放った一言に私は驚嘆した。

「いままでいじわるして本当にすいませんでした!」

あまりにびっくりして、壊れたロボットのように兄さんの方を見ると、「許してあげられるか?」と、今までの不安を吹き飛ばすかのような笑顔で聞いてきた。

私はその笑顔に、逆らえなくなり…

「はい…許します…」

と、なんと自分を不登校になるまで追い詰めた人物を私は二つ返事で許してしまったのだ!

まあ、その後いじめはなくなったしどうでもいいんだけどね。

それからおよそ四年。

私は中一、兄さんは高一となった。

いかがでしたか?

ほんのちょっとでも面白いな…とか、続き気になる…って人は是非是非これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

それでは、また次の更新で…

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