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episode1

まずはご閲覧いただきありがとうございます。


そして、間違えて短編にて投稿していました

申し訳ありません。


ネタ作品、そして作者は創作活動して、まだ1ヵ月とひよっこです。

至らぬ点も多いと思いますが


よろしくお願いいたします。

俺は異世界へと召喚されし勇者、(はやと)

今現在魔王アレノスと交戦中。


激しい激闘、剣と魔を卓越した魔王はやはり強敵。

くっ


上級魔法をダース単位で打ってきやがる。

接近しても、やつの身体能力は侮れない。


なんて強さだ…。他の幹部クラスの魔族とは格が違いやがる。


「ふははははは、勇者とその一行よ、そんなものか!!!ふははははははははは」


ムカつく高笑いをしやがる魔王。


「じっちゃん!属性付与(エンチャント)!!!!」


「ぜぇぜぇ、わ、わかったわい。


光のマナよ、そなたの力の権化を示し、我が認めし者へと力を付与せよ!


≪ルミナス・エンチャント≫!!!!」


じっちゃんと言うのは、サラッチャ・ヤンヨと言う御年75歳のご老人。

世界最強の…魔導士…。

俺の旅の仲間・・・。だ



剣が光を纏い、俺は魔王へと切りかかる。

じっちゃんのかけてくれた付与と、俺の持つスキル。

≪バースト・カリバー≫を魔王へと放つ。


ちなみに、〇〇カリバーと言うのはこの世界の剣技最強クラスの技だ。

俺が使った、バーストカリバーは爆発系のスキルで

他にはライトニング・カリバーとか、ダークネス・カリバーとか。

主にスキル名は中二病っぽい。


この世界に来たときはすごく、苦労したものだ。


付与とスキル二つの属性を合わせ持った俺の剣戟は魔王の片腕を両断する。



だが、その腕一本の代償は大きかった。

俺はあらゆる方向から飛んでくる氷の最上級魔法≪ガガリバ≫が諸に直撃する。


「ぐ、ぶはぁ・・・。」


意識が朦朧とする。これはまずい。

くっ タァタァはどこだ。


「ハヤちゃん!任せてちょうだい!」


とこちらに走ってくる筋骨隆々。ゴリゴリのお兄さん。

名前は、タァタァ・カナエ。絶対に本名じゃないよね。


その唇には濃い紅色の口紅。

化粧は濃く、完全にオ〇マ。


走ってくる姿には寒気すら沸いてくる。

だが彼・・・。


彼・・・?だよね。


タァタァでいいよもう。


タァタァには特殊な能力がある。

その分厚い唇に触れたものはどんなものでも治してしまう。

有機物だろうと、無機物だろうと。


職業的にはヒーラーなんだけど、治してもらうと

俺の心がダメージを受けていく。


ほんとにやだ。

でも頼らないと俺。死んじゃう。


「ハヤちゃん!いくわよ!!!っ。」


ぶっちゅうううっちゅうちゅうちゅうううちゅううううと言う音をたて

俺の唇にダ〇ソン。


本当に吸引力変わらねぇな、


あーやだ、ほんとやだ、何回、何十回と治してもらったけどいまだに慣れない

何がよくて男と口づけを交わさないといけねぇんだよ。


もう死にたい。俺の心のダメージは赤ゲージです。

へるぷみーへるぷみー。


「…勇者よ。もう帰るか…?。」


ちょ、魔王。俺に哀れな視線を向けてくるんじゃねぇよ!


「魔王・・・俺の気持ちがわかる…か…?。


 俺はお前を倒すために世界中から仲間を集めてきた。

 あぁ、中にはかわいい女の子も居たさ、


 だけどなぜか振られるんだよ!!!!!


 俺と一緒に、世界を救いませんか?


 何回このセリフよ言わせるんだよ本当に!」


魔王は目元を押え、その目からは少し涙が出ている。


いや、本当にやめてください。

お前まで俺の心にダメージを与えないでください。


「隙あり!!!!!!。」


俺は目元を押えている魔王の心臓へと剣を突き立てた。

実はこの剣、聖剣≪魔王殺し≫とか言う本当に魔王さんだけのために作られた聖剣


作ったやつのネーミングセンスの無さに驚くわ。


「ぐはぁ、・・・き、貴様・・・なんと…ず、ずる過ぎるであろう・・・。」


魔王は足の先から砂と変わっていく。


「ふん、俺は女の子とイチャイチャできるなら手段は問わねぇんだよ!!!クソ魔王が

 俺は魔王討伐者として、可愛い女の子と毎日、毎晩イチャコラするんだよ!!!。」


正直言おう。

俺はこの世界に来てから、5年と経つが女性に触れたり。

親しげに会話したり、ご飯・・・したことない。


全部したことない。


泣けて来た…。


要は、女性に飢えてるんですううううううううううう。

もう本当にだめなんですー。


毎晩の自嘲行為だけでは、俺の下のエクスカリバーは爆発寸前なんですー。


え?俺?

童貞ですけどなにか?


そりゃ召喚されたときはチヤホヤされたよ。

若干距離があいてたけど。


召喚した王女様も近くに居たよ。

多くの騎士に囲まれて。


宿屋のお姉さんとも毎日会話してたよ!!!

鍵やお釣りを渡すときは絶対に手触れないようにしてたけどね!!!!!


ああああああああああああああああああああ


エックスカリバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア。


「あばよ、魔王。こんなのクソくらえだぜ。


 じっちゃん、タァタァ


 帰るぞ。」


「くっ


 こんな・・・勇者・・・に。」


その声は段々弱く。 段々遠くなっていった。


さてと帰るか。

王女様に報告しないとだし、


打ち上げパーティーを開いてくれるって言ってたし。

ドア越しに。






(あー、もしもし~? 聞こえてるはずなんやけど。)


突如、俺の頭の中に声が響く。


「だ、誰だ?! 念話系の魔法か?!」


「隼くん、どうしたんじゃ?疲れすぎて幻聴でも聞こえとるんかのぅ?」


「ハヤちゃん、私が治しましょうか?」


幻聴・・・?そうなのか…?


後、タァタァ絶対にだめ。ほんと近寄らないで。

魔王よりも怖い顔しないで。


やめ、やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおお


ちゅっちゅぶぶぶぶぶぶぶぶ、じゅるじゅじゅじゅううううううううううう。


いやあああああああああああああああああああああああああああああ


「はい、治療完了・・・ね、うふ。」


バチコンッと目をウインクしてくる、タァタァ。

マジで魔王より怖い、討伐しようかな…。



(聞こえとるのに、無視するからやで。)


え?幻聴・・・

また聞こえた。


(聞こえたゆーてもとるやん。完全に聞こえてまっせ、勇者さん。)


ん?俺が思っていることを読み取っている?!

新手の敵か…?!


(いや、もうええから、敵じゃあないねんけど…敵の親玉みたいな感じやな俺は。)


なんだ!なんなんだ!俺は帰って魔王討伐勇者として、女の子イチャイチャするんだ!!!

邪魔をするんじゃない!!!!!!!!!!!


(ん、女の子いちゃいちゃ?そんなん俺が許すわけないやん。残念やったな。)


え?ちょ。


なに?神様? 俺を召喚した神様的な?

それだったらごめんなさい、本当に謝ります。


だから、俺を女の子といちゃいちゃさせてください、


せっかく異世界転生からの勇者とか

どこのテンプレ、いちゃいちゃハーレム確定じゃんってなってたんです。


あれからもう5年になるんです

本当にいちゃいちゃしたいんです。


お願いします


土下座でもなんでもしますから


(あほかお前は。俺は神様なんかちゃうわ、俺を誰やと思ってるねん。)


え、違うの

クソじゃん。


なんだよ、さっきから頭の中でピーチクパーチク言いやがって

さっさと帰れよ。


俺も帰りたいんだよ。


(ちょいちょい、何その言い方?年齢=童貞の分際で。)


やめろおおおおおおおおおおおおおおおお

それを言うんじゃねぇ!!!


俺のデリケートな部分に触れるんじゃねぇよ!


(お前は女の子のデリケートな部分に触れたこともないけどな。っぷ。)


いやあああああああああ、言わないでえええええええええ

俺のガラスのハートが砕けちまうよ!!!!


本当にだめだからね?その弱いからね?


(いや、それ男が言うとほんまに気持ち悪いから、そういうのは美少女が言ってからこそのことやで?)


うるせぇな!!


ところでお前誰だよ!!!


(え?俺…?お前の物語書いとる作者やけど?)


ん…? 物語? 作者・・・?





え…?




マジ・・・?

後書き編集


最後までお読みいただきありがとうございます!


どうでしたか?

ちょこっとでも笑えたところがありましたら嬉しいです。


更新は休日のみになりますので

1週間に1度、多くて2度あると思っていただければ。


ふと頭に浮かんだことを物語にしようと思ったので

話の軸はブレるかもしれませんがご了承ください。


サブの話だからと手は抜きませんので。


もしよろしければ

ブクマ、評価、感想お待ちしております。


別のお話も書かせていただいております

そのお話はちょっとシリアスなお話が多いですが

そちらもチェックしていただけると嬉しいです。

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