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2.4 西空零司

 2件目はこちらから依頼者の家に赴くことになった。メールで送られてきた地図を頼りに来たのはいいが……


「き、北さん……本当に此処なんですか」


 南地が怯えた声を上げる。


「ええ、此処で間違いない」


 目の前には、一目で金持ちの家だと分かる、豪華絢爛な豪邸がそびえ立っており、そこに在るだけで矮小な存在を威圧する。実際、西空は完全に気後れしていた。


「ね、ねえ……止めません? 絶対なんかの手違いですよ」


 西空は北山に向けて進言する。


「こんな大金持ちが学生のお遊びに付き合う訳ないですよ。絶対、もっとちゃんとした探偵を雇ってますって」

「ちょっと! お遊びって酷くない」


 南地から怒りの声を浴びせられ、西空はビクリと体を震わせた。


「そ、そんなつもりじゃ……」

「学生のお遊びね……確かにそうかもしれない。学生にできることなんて、たかが知れているでしょうから」


 北山が振り返りもせず、静かに、諭すように語る。


「でも、私は、私達はお遊びで依頼を受けている訳じゃない。依頼が来たら、誠心誠意を込めて対応する。確かに私達のようなアマチュアより、プロの探偵を雇った方がいいでしょう。でも、依頼者にはそうできない理由わけがあるのかもしれない。それは大抵はお金の問題だけど、そうじゃない理由わけも沢山あった」


 北山は振り返らずに続ける。


「それに、私達のような学生を頼る人は、藁にも縋るような思いで頼ってきている。彼等は皆、必死なの。本当に困っているのなら、私達は全力でそれに当たるまで。だから西空君。私達のことを、お遊びなんて言葉で片付けないで欲しい」


 北山は豪邸の玄関口へと近づき、何の躊躇いも無く呼び鈴を押した。

 ……何故、北山達は探偵業をしているんだろう。ふと疑問に思った。

 深い理由があるのかどうかは分からないけど、少なくとも彼女達は真面目に取り組んでいる。それに、誰かの役に立っているのなら、それは素晴らしいことじゃないか。


「それに、こんな大金持ちなら謝礼金沢山貰えるかもしれないし……」


 北山が発したその呟きの所為で、色々と台無しだった。




 呼び鈴が押されてから程なくして、インターホンのスピーカーから枯れた男の声が発され、北山と2、3言葉を交わした。すると巨大な正門が驚くほど静かにゆっくりとその口を開ける。この電動式の正門だけで、どれぐらいのお金が掛かっているんだろう。


「大変お待たせいたしました。どうぞこちらへいらして下さい」


 門の中から燕尾服を着た白髪の男が現れた。男は深々と、お手本のようなお辞儀をしつつ、3人を内へと促す。3人が門を通ってから程なくして、電動式の正門が再びその口を閉じ始める。やはり大金持ちともなるとセキュリティが厳重だ。

 男に案内され先へ進むと、巨大で豪華な両開きの扉が出迎えた。扉の下部には、子供一人が通れそうな広さの穴が開けられていた。一体何のための穴だろうかと、西空は少し疑問に思った。

 執事が扉を開き、中に入るよう促される。3人は促されるまま屋敷の中へ入り、これまた高そうなスリッパに履き替えてから玄関を上がり、しばらく廊下を進んだ後、客間へと通された。

 この客間に来るまでに、一体どれぐらい歩いたんだろう。つーか、どんだけ広いんだよこの屋敷。畏れを通り越し、西空は嫉妬混じりの苛立ちを覚え始めていた。

 突如、燕尾服の男が姿勢を正し、


「申し遅れました。わたくし、和水家の執事を務めさせて頂いております、五十嵐堅三郎いがらしけんざぶろうと申します。以後、お見知りおきを」


 名乗り終えてから、右の手のひらを胸に当てつつ一礼した。


「どうぞ気兼ねなくお座りください」

「え、あ……はい」


 促されるままに、すぐ傍のゴージャスなソファーに腰を下ろす。深く座るのは気が引けたため、ソファーと尻の接する面積が最小限となるように、先っちょの固い部分に座った。

 北山と南地の2人も自分と同じように緊張しているのではないかと思い、チラリと様子を覗う。だが2人は当然のように深々と腰を下ろしており、肘置きに腕を乗せ、さながら王様のように振る舞っていた。

 おかしいな。それとも自分が神経質過ぎるんだろうか。


「飲み物を御持ち致します。コーヒーで宜しかったでしょうか」

「あ、は、はい。それで大丈夫です」

「……いえ、緑茶でお願いします」

「ウチはアップルジュース! 果汁100%のやつ」


 この雌共は遠慮というものを知らんのか。


「では、そのように」


 そう一言呟いてから、五十嵐は客間の奥へと引っ込んだ。五十嵐の姿が完全に消えてから、西空は2人に文句を言おうと振り返る。


「ちょっと先輩方、遠慮無さすぎませんかっ……て、ちょっとお!」


 2人の様子を見て、思わず立ち上がり叫んだ。2人の先輩はだらしなくソファーに寝そべっていた。遠慮が無いにも程がある!


「何を怒っているのですか西空君」

「怒るっていうか呆れてるっていうか、常識をわきまえろっていうか……」

「だって超高級ソファーだよ。ウチら一般人には一生触れられないレベルのものっスよ。記念に噛んでみようかな」


 南地は大きく口を開け、噛み付く素振りをする。


「南ちゃん。さすがにそれはやり過ぎ。品が無い。止めなさい」

「すんません。ホント品の無いクズですんません」

「お待たせいたしました。おや、どうなさいました?」


 五十嵐が飲み物を乗せたお盆を片手に、立ち上がったままの西空に訝しげな視線を送ってくる。怖い、というより恥ずかしい……


「何でもないです」


 そう小さく呟いて、ソファーに座った。

 五十嵐はそれ以上特に何も言わず、お盆の上の飲み物を各人の正面にゆっくりと丁寧に置いていく。最後にテーブル中央にクッキー等が盛られたお皿を置いてから、


「では、一郎様方を呼んで参りますので、今しばらくお待ちください」


 と、一言述べてから退室していった。全ての振る舞いが紳士的で、優雅だった。それに比べこの2人の雌共のはしたなさときたら。


「それで、西空君の緊張は解けたかな?」

「え?」

「だって、このお屋敷を訪れたときから、見て分かる位に緊張してたじゃない。しかも途中から金持ちに対するやっかみまで覚え始めていた。そういった感情は依頼者にも伝わり、信用を得られない。唯でさえ西空君は対人恐怖症で碌に口が利けないのだから、せめてリラックスしましょう」


 言われて初めて、自分が自然体に近い状態に戻りつつあることに気付いた。


「ということは、2人の傍若無人な振る舞いはオレのために……」

「そうですよ! ウチらに感謝してよね」

「南ちゃん。あなたは素の振る舞いだったでしょう。調子のいいこと言っちゃ駄目」

「すんません。ホント調子乗ってすんません」




 五十嵐に振る舞われたコーヒーを半分ぐらい飲んだ頃、客間に依頼者と思われる3名の大人が、背後に五十嵐を従えつつ現れた。依頼者達が現れた瞬間、北山と南知は即座に立ち上がる。西空も2人に倣い、慌てて立ち上がった。


「初めまして。私は広瀬大学探偵事務所所長を務めている北山来々留と申します。後ろの2人は所員の南地と西空です」


 北山が自分達のことを紹介すると、南地が依頼者に向かって軽く会釈した。西空もそれに倣い、慌てて会釈する。


「探偵って……まさかの学生かよ」


 3人の依頼者のうち、先頭に立っていた男が、低くざらついた声でぼやいた。


「ちょっと三郎! 学生が来るなんて聞いてないわよ」


 耳をつんざくような甲高い声が、後ろにいた女から発される。


「ボクはちゃんと言ったよ。大学生の探偵に依頼したって」


 大人の男にしては高めの声が、最後尾にいる小太り気味の男から発された。


「馬鹿。てめえは探偵業も扱っている大学っつったんだよ。そう聞いたら普通教授とか出てくると思うだろ」


 男が呆れ声で非難する。


「で、でもボクは結構やり手だって噂を」

「その話は後にしましょう。まず彼等をどうするのか決めないと……」


 女がこちらを面倒くさそうな目でこちらを一瞥した。


「そうだな。お前ら、折角来てもらって大変申し訳ねえんだが、依頼は無かったことにしてくれ。迷惑かけた詫びに、お前らみたいな一般人じゃあ一生食えねえような菓子を土産にやるからよ」


 男は申し訳ないと口にしつつも、極めて横柄な態度でそう告げた。


「そうね。学生さん如きに依頼できるような事じゃないわ」


 やせ細った女が、嫌味ったらしい、見下した声で呟く。

 確かに自分たちは学生で、あんたらおっさん共と比べたらまだまだガキだが、この態度は無いんじゃねえか? 文句を言おうと口を開きかけた瞬間。


「犬の捜索依頼がですか? むしろ、平日比較的自由に行動の出来る学生である私達にこそピッタリな依頼だと思いますが」


 北山が、冷静かつ穏やかな声で、先生が生徒に指摘するように問いかけた。


「てめえサブ! そんなことまで伝えていやがったのか! 信頼できる相手かどうか判断してからだっつったろう」

「ボ、ボクはそんなこと言ってないよ。ボクは依頼があるから屋敷に来てくださいってしか伝えてないよ。捜索依頼だなんて、ましてや犬なんて一言も言ってないよ」

「嘘吐くんじゃないわよ! ホンっとあんたってダメね」

「三郎様からは何もお聞きしていませんよ。推理しただけです」


 興奮気味な3人の大人と比べ、北山は変わらず穏やかだ。


「玄関扉に大型犬用の通用口がありますよね。少し観察させて貰ったのですが、ここ最近使われた形跡がありませんでした。それに、飼い犬が居るのであれば、来客者に対し吠えるはずですが、それもありません。つまり、何らかの事情で飼い犬が行方不明になったということです」

「……散歩中って可能性もあるが」

「散歩用のリードが無造作に置かれたままでしたよ」

「既に死んだ可能性だってあるぞ」

「死別したのに餌皿を出しっぱなしにして置くような、だらしない御家柄なのでしょうか?」


 男が北山を鋭く睨みつけるが、当の北山は少しも怯まず涼しい顔だ。


「……ハッ! 成程。ただの学生じゃなさそうだな」


 男が若干嬉しそうな声を上げる。


「ちょっと一郎。あんたまさか……」

「いいじゃねえか。今は猫の手も借りてえ状況だ。頼むだけなら損はねえだろ」

「で、でも、若い子を巻き込むのは……」

「大丈夫だって。犬を探してもらうだけだ。それに前も言ったろ。あれはただの偶然だって」


 男は北山達3人に、正確には北山に向き直り、


「では探偵殿。和水家長男、和水一郎なごみいちろうから依頼について説明させて頂きますが、宜しいでしょうか」


 と、恭しく告げた。


 3人の大人はそれぞれ、一郎いちろう二葉ふたは三郎さぶろうという名前だった。標準的な体格の男が長男の一郎。やせ細った女が長女の二葉。小太り気味の男が次男の三郎。何とも分かりやすい名前だ。

 西空は手元のノートに3人の名前と特徴を記述していく。西空は書記の役目を与えられていた。会話の内容を記録する書記なら依頼者と目を合わせずに済むからという、北山の心遣いだ。


「で、探偵殿の仰る通り、行方不明になった犬を探して欲しいんだがよ……おい、五十嵐」


 執事は畏まりましたと短く言ってから、一枚の写真をテーブル上に置いた。北山はその写真を手に取り、少し驚いた表情を見せた。何故驚いたのか疑問に思ったが、北山は直ぐに写真を伏せてしまったため、理由を知ることができなかった。


「行方不明に気付いたのは3月26日の朝だ。朝起きたら、忽然と姿が消えていた。だよな五十嵐」

「左様でございます。朝食の準備が出来たので、屋敷の中を探し回ったのですが、御姿を見つけることができませんでした。庭や、万が一の可能性を考えて物置の中まで隅々探しましたが、そこにも居られませんでした」

「外には探しに行かなかったのですか」

「わたくしが屋敷を離れる訳にはいかないので、外の捜索は別の使用人に任せました。結果はこの通りです」


 消沈した声色で、執事は静かに告げた。


「成程。すると、犬は自分で屋敷から脱走したということですか」

「それもちょっと考えにくいのよ。あの子、もう結構な年で、日中は大人しく寝てることが多かったから。だから、わたし達は誘拐の可能性を考えていたのよ」

「考えてい"た"、ですか」

「うん。前にも身代金目的で誘拐されたことがあったからね。でも……」

「未だに身代金の要求がない……そうですね」


 和水家一同が頷く。


「その通りだ。脱走したとは考えにくい。誘拐だとしても身代金の要求が無い。それによ、気付いてると思うがこの家はセキュリティが厳重だ。だからおいそれと脱走したり、誘拐したりなんてできねえんだよ。まるで神隠しにでもあっちまったかのように、忽然と消えやがった」

「……成程、状況を把握しました。少し話が逸れるのですが、二葉様が私達を巻き込みたくないと仰ってましたが、それはどういう意味でしょうか」


 北山がそう訊ねると、大人3人は少し気まずそうな顔をした。


「……さっきも言ったが、万一誘拐事件だったら、てめえらを危険なことに巻き込みかねない。だからよ、危険を感じたら途中で止めて貰っても構わねえし、今依頼を断ってくれても構わねえよ」


 ここで初めて、一郎は気遣うような声になった。横暴で粗悪な印象だったが、根はそうじゃないのかもしれない。


「お気遣いありがとうございます。ですが大丈夫です。誠心誠意をもって、ご依頼に務めさせて頂きます」

「そうか。助かる」


 一郎は静かな声でそう呟いた。


「それで、まだ名前を聞いてなかったのですが」

「名前……ああ、犬の名前か。そういや言ってなかったな」


 一郎は一つ間を置き、


「名前はジョナサンだ。もう十五歳にもなる老犬だから、早く見つけてやって欲しい」


 と、祈るような声で告げた。続けて一郎は声を潜め、内緒話をするかのように話す。


「それと、もう一つお願いがあるんだが、ジョナサンの捜索は目立たない様にやってくれないか。ジョナサンが行方不明だと回りに知られたら、ちょっとまずいことになるかも知れねえんだ」




「同じ犬、なんですかね」


 和水邸を後にし、最寄りのバス停へ向けて暫く歩いてから、西空は北山に尋ねた。


「同じ犬でしょうね。間違いなく」


 北山が迷いなく断定する。

 和水邸で北山が受け取った写真には、一人の老人――和水正宗なごみまさむねと一匹の年老いたゴールデンレトリバーが写っていた。工藤から受け取った写真に映っているゴールデンレトリバーと驚くほど似ている。しかも名前は両方ともジョナサン。15歳になる老犬。偶然としては出来過ぎだろう。

 工藤も和水家も、ジョナサンを自分の犬だと主張し、その行方を捜している。半端ない胡散臭さだ。


「そういえば北山さん、よく観察してましたね。オレ、ビックリしました」

「どういう意味かしら?」

「だって、玄関の犬用の通用口とか、散歩用のリードとか、餌皿とか、色々気付いてたみたいじゃないですか」

「ああ、あれは適当にそれっぽく言っただけ」

「て、適当? でも、犬の捜索依頼だって言い当てたじゃないですか」

「忘れちゃった? 犬の捜索依頼だって教えてくれたのは東君よ」


 ――犬の捜索依頼が来てるな。それも3件……

 そういえば、東海がパソコンで依頼を確認しながらそう言っていた。

 しかし、和水三郎の『依頼があるとしか伝えてない』『犬なんて一言も言ってない』という言葉と矛盾する。兄弟の手前上、三郎が嘘を吐いただけか?


「ま、疑問に思うことも多々あるでしょうが、それはおいおい説明します。さあ、このまま3件目の依頼に向かいましょう」


 3件目の依頼者とは、少し郊外のファミリーレストランにて落ち合う予定だった。


 ***


 西空達は最寄りのバス停にて10分ほど待ち、30分ほどバスに揺られ、降りてから5分ほど歩き、ようやく目的地に到着した。移動時間中、何で街中のファミレスじゃないんだ面倒だと、西空は心の中で何度も悪態を付いていた。だが、街中のファミレスなら大勢の人でごった返しているだろうから、やっぱり郊外のファミレスで良かったと思い直した。


「ここのファミレスで間違いない。しっかし、今にも潰れそうな店」


 北山が店内の様子を窺いながら、そう呟いた。

 目の前のファミレスは、guestゲストと言う名の、大手チェーン店であり、お手頃でボリューミーな品揃えかつ、ドリンクバーも安く付けられるため、若者たちに比較的人気のあるファミレスだ。若者たちの間ではゲストに行くことを親しみを込めて"ゲスる"と略している。正直、ゲスるという略称はどうかと思うが。

 どんな時間帯でも、ゲストにはゲスっている学生が何人か居る。だが目の前のゲストは外から見る限りもぬけの殻だった。guest、と大きな字で店名が書かれた看板は色褪せており、正面入り口もどことなく小汚い。本当に営業中なのかどうか2、3度案内板を確認するほど、このファミレスから生気が感じられなかった。


「ま、此処で立ち往生しててもしょうがないから、とりあえず中に入りましょうか」


 そう言いながら、北山は店内へ進み、南地と西空もそれに続く。


「……いらっしゃいませ。何名様でしょうか」


 ゲストの店員が覇気のない声で西空達を出迎えた。


「3名です。あ、済みません、一度店内を回らせて貰って宜しいですか? この店で待ち合わせをしているのですが」

「待ち合わせ……ですか。本日ご来店されたお客様は、お客様達が初めてです」


 店員が事務的に、かつどことなく自嘲気味に告げた。現在時刻は14時52分。この時間帯まで客が一人も来てないなんて、相当やばいだろこの店。


「あ、そうなんですか。じゃあ席に案内して下さい」

「喫煙席と禁煙席どちらが宜しいでしょうか」

「禁煙……いえ、喫煙席で」

「かしこまりました。こちらへどうぞ」


 そして、店の最奥にある少し手狭の4人用テーブル席に案内された。広い6人用テーブル席もあるというのに、店員は態々この席へと案内した。

 この店に客が来ないのは、この店員もその理由の一つだと西空は確信した。

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