十江の日記帳ー3(beta)
やめようと思ってたけどやっぱりやめられないんだよなぁ
いつまでもコメント待ってるぞ
間違いだった。
先ほどあったばかりの少女に同行するなどするのではなかった。
今日は厄日だろうか。
妖のような、物の怪のような黒く灯のような形をした何かに遭遇してしまったのである。
なるべく避けて通りたいところでござるが、生憎、食事処が点在している路地の真ん中にいるのである。
これを避ければ食事処はもうない。
「ここは避けて川辺で魚でも獲って食べるしか…」
それを遮るように少女は声を上げた。
「そんなのダメよ!それにもし、お店から出た人達がもし襲われたりでもしたら…」
「うむ、そういえば…中に人の気配を感じるでござるな。」
言われてみれば、店内からは人々の楽しげな声がちらほらと聞こえてくる。
この少女…お人好しなのだろうか?先ほどはそんな感じはしなかったが。
「それにお気に入りのお店もあるし、待ってなさい…私の美味しいご飯!」
少なくともこの少女、客のことは気にしていないようである。
期待通りと言うより想定内と言うべきか…
それはさておき、あの化物を倒すことを考えねば。
「貴方、さっきの能力? で出した刀ってまだ使えたりするの?」
少女は、拙者にそう問いて来た。
「まあ使えるのは使えるんでござるが…生憎、耐久性が抜群に弱くてなぁ」
「つまり、使い切りってことね!オッケー...じゃあ早速片付けましょうか!」
「いやまだ会話終了してないでござるよ?!何がオッケーかも全くもって理解出来てないでござる!」
「じゃーとりあえず、その刀を貸してくれないかしら?」
「良いんだが…一体何に使うんでござるか…?」
この少女、先ほどの様子からしてこの刀を真面に使う様子はなさそうだ。
少しずつなら、継続して書けるハズ…!
乞うご期待(適当)