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十江の日記帳ー2

はい、今回でようやく名前がしっかりと出ます。

ぐだぐだしながら書いてたらめっちゃ時間たってますね…

とゆーわけで続きをどうぞ。

面倒なことに巻き込まれてしまった。拙者が何をしたと言うのだろうか。

そう、拙者は今―



5人の―ニンジャの恰好をした者共に囲まれていた。

「忍法を使うぞ!」「ざっけんなコラー!」「黙ってんじゃねーぞコラー!」

……とりあえず、どうしてこうなったのかを振り返ってみるでござるか…


――――10分ほど前――――


煌びやかな美少女に手を引かれている最中に

そこの通路を通っていた一般人(?)にぶつかってしまった。

そして―


『ちょっとあんた!どうにかしなさいよ!なんか武士っぽいしどうにかできるでしょ?!』


回想中なのに遮られてしまったでござる…

「全く…ヘンな妄想してる暇があったらこの状況をどうにかしてよ…」

「いや、ないわけではないのでござるが…」

「あるんならはやくして!なんでもいいからっ、ね?」

「仕方あるまい……」

右手に力を適当に込める…そして


――織田より黒田に受けし国宝、出でよへし切長谷部――


刃長65cm程の刀が右手から出現した。否、生成されたと言うべきか。

なぜならそれは――拙者の長い頭髪を溶かすように現れたからである。

「なにそれ?!アンタそんなことできるの?見かけによらずやるじゃない!」

嬉々とした表情で見つめる少女に対して拙者は…返答をしなかった。


(やはり急には無理があったでござるか…!)


心拍数が急激に上昇し、息があがり、汗が零れ落ちる。

「だ、大丈夫…?」

「少々キツいでござるが…これで……!」


覚束ない足取りで相手の方を見やる。

すると――相手はいなかった。

どうやら刀を見て一目散に逃げ出したようである。


「ふぅ、戦わずして済んだでござるか…」

「あなた、もしかして戦えないの…?」

「いや、戦えぬのではなく…とても疲れるのでござる」

「それもう瀕死みたいなモノじゃない!どうにかなったからいいけど…」


少女が何やらぶつぶつ文句を言っている間に、

拙者は喉を潤すために水筒の冷えた水を飲む…うまい


「そういえば、名前…聞いてなかったよね?」

「ん…拙者の名前は…石榴樹ざくろぎの 十江とおえでござる」

「私はアカット・スウィート。ええっと…取り敢えず、助けてくれてありがと」

そういって少女は笑顔を浮かべて一礼する。


その時、少女のお腹あたりから可愛い音が出た。


「……お腹も空いたことだし、お昼一緒にどう?」

「拙者も丁度空腹だったところでござる」

「じゃ、決まりね!何食べようかな~…♪」


少女は冬のあたたかな日差しに煌びやかな髪をたなびかせながら

細い路地を進んで行く。


「ところでさっき投げた物は…?」

「ん、もういいのよっ。どうせ見つからないだろうし…」

「大切な物ではないのでござるか?」

「いや、ただの銃弾よ。お金さえあればなんとかなるから大丈夫!」


そんな会話をしながら拙者と少女は店が点在している路地に向かうのであった。

さてはて、この少女と侍はまだチームとかでもなんでもないですし、ましてや共闘をしたわけでもございません。

そんな二人はこれからどうして行くのでしょうか…?

え、私が書くんだろって?

……………………また次回でお会いしましょう!

See you .

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