6話 お嬢の自慢話
お嬢は、マークさんと友達になり大変ご満悦である。
ご満悦過ぎて、僕に、自慢してくる。
「どうです、アンドリュー。わたくしは、マーク様と友人になりましたわよ。やはり、これはわたくしの人柄によるものかもしれませんわね。」
「お嬢、よかったですね。マークさんと友達になれまして」
「ええ、とても気分が良いですわ。これも少しはあなたのおかげでもありますわ。ありがとう。」
お嬢に感謝されたが、自慢しながら話されているので、ちょっといらつく。
「それにしてもやりましたね。好きな方と友達になれるなんて羨ましい限りです。」
「ありがとう。ところで、アンドリューは好きな人はいないの?」
「えっ・・・僕には好きな人は今はおりません。」
お嬢にこき使われて、女性と話す機会がないからだろと心の中で思った。
あと、元の世界で彼女が長い間いなかったので、あまり好きな人とか考えたこともなかった。
「そうそれは残念ですわ。やはり恋をすることはいいですわよ。わたくしはマーク様というお慕いする人ができて以来、楽しくてしかたありませんわ。」
「もしよろしかったら紹介しましょうか?」
「い・・・いえ、今は忙しいので遠慮しておきます。」
お嬢が紹介してくれた女性はお嬢に似ているかもしれない。そう思うと恐ろしく、遠慮した。
「そうですか。分かりましたわ。でももし紹介してほしかったらいつでもいいにきてくださいな」
「・・・はい、もしその時がきたらお願いします。」
お嬢は浮かれている。今すぐぶったおれそうなくらいに。
「あ~、マーク様。はやくお話したいですわ。楽しく、そして長く」
お嬢は発言後、口笛を吹いていた。
これだけ恋焦がれるお嬢様には、もはやすごいという印象しかなかった。
「こうしては、おれませんわ。明日の身支度をして、マーク様に良い印象を持っていただかなくては。」
急に、明日のことを考え身支度を始めた。
「レディーの身支度は見る者ではありませんわ。この部屋から外れてくださるかしら。」
そういわれ、僕は部屋から出た。
僕の扱いがひどすぎる。
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