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5話 友達に壺など関係ない

「お嬢、持っていく壺は決めましたか?」

「ええ、これよ。」

 お嬢が選んだ壺は、宝石などがつめこまれた壺だった。


「結構高そうな壺を選びましたね。もう少し・・・質素な壺でもよかったんじゃ・・・」

 マークさんに本気だと思われかねないぞ・・・


「いえ、ジョンソン家の経済力を示すためには、これくらいの壺は用意しないといけませんわ」

「しっ・・・しかし、あまりにも高級な壺だと、受け取るのを遠慮されるかもしれませんよ」

「いえ、これほどの壺、高級ではございませんわ」

 し、しまった。お嬢の家は私の家とは比べられないほど大きな家柄だった。僕の常識など通用しない。


「わっ・・・わかりました。では、その壺を持って行ってください。」

「はい。では、マーク様の所へ向かいましょう。」

「了解です。」


 こうして、俺達は、マークさんの所へ向かった。

 マークさんは、放課後陸上部にいるため、陸上部の競技場に向かうことにした。


 陸上部の競技場につくと、マークさんが練習を終えたところに出くわした。

 周りには女性の見物客だろうか、大勢の女性がマークさんに黄色い歓声を上げていた。


「では、お嬢はここで待っていてください。僕がマークさんに事情を説明してきます。」

「よろしくお願いしますね。アンドリュー」

「分かりました。」

 こうして、俺は女性に囲まれたマークさんの所に向かった。


「マークさん・・・、すみません、お話があるんですが・・・」

 僕は囲んでいる女性達の間をくぐり抜けて、マークさんに話しかけた。


「これは、アンドリューさんじゃないですか。何か私に用事でも。」

「はい、実はお嬢と会って、話してもらいたいことがあるんです・・・」

 僕は、マークさんに人気のないところで話をさせてくださいと要求した。

 マークさんは快く受け入れてくれ、人気のないところにお嬢も加えて移動した。


「すみません、マーク様。実は、この前のことも含めて、お話したきことがあったんです。」

「この前・・・あ、あ、あのことですか・・・」

 やはりマークさんはこの前の出来事で照れているように僕には見えた。


「はい、もしよろしければなんですが、私と友達になってはいただけませんでしょうか?」

「もし、友達になっていただけるのであれば、この壺をあなたに差し上げますわ。」

 これは、マークさんもうけとるだろう・・・

 そう思っていた矢先、予想外のことをマークさんはした。


「いえ、そのような高級な壺は受け取れません。」

「そんなでは、私と友達にはなれないということですか?」


「いえ、私はあなたと友達になります。ただ、物をもらいたから友達になったようなことにはしたくありません。私は、物とか関係なく友達の関係になりたいんです。」

「流石ですわ。マーク様。では、壺と関係なくお友達になっていただけますか?」

「ええ、喜んで。これからもよろしくお願いします。」

「はい、こちらこそですわ。」

 

 僕は、お嬢とマークさんのやり取りを聞いていて、マークさんの印象が変わった。

 マークさん、かっこよすぎるだろ~~。

 そりゃ~女性に囲まれるほどの人気あるわ。

 僕は、マークさんがさらにかっこよくみえるようになった。

ここまで読んでいただきありがとうございます!


「面白そう」「続きが気になる」と感じましたら、「ブックマーク」と「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にしていただけると嬉しいです。


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