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22話 マークのある日の昼休み

 ある日の昼休み、マークは教室にいた。


 相変わらず、女子生徒にもてまくっていた。

「「マーク様、素敵」」

「「マーク様、凛々しい」」


 掛け声が響く中、複数の女子生徒が質問してきた。

「「マーク様、今日はいかがなされるんですか?」」


「今日は特に何も。ただ、昼休みは散歩するよ」

 発言を終えるとマークは、教室から出た。

 だが、ついていこうとする生徒がたくさんいた、


 マークは、付いていかれるのが困ると思い、走った。


「「待って~~!!」」

 生徒は追いかけてきた。マークは全速力で長いこと走った。


 やがて追いかけていた女子生徒がいなくなった。マークは女子生徒たちが諦めたと思い、走るのをやめ歩き出した。


 すると、自分に近づく女子生徒がいた。エブリンという女性だった。


 エブリンは身長が高く、髪型はロングの巻き髪風パーマだった。


「全速力で走って、何事ですかマークさん。」

「いえ、ちょっと追われていたので走っていただけですよ」

「モテモテなのですね」

「いや~それ程でも!!」


「否定なさらないのですね。」

 マークは、エブリンに言われたあと、照れ隠しで頭を数回撫でた。


「で、今からどこにいかれるのですか?」

「そうですね。図書室にいってみます。」

「でしたら、ソフィアさんによろしく伝えてください。」


「分かりました。」

「では、よろしくお願いします。」

 エブリンはその場をさった。


(さて、私も図書室に向かうとするかな。)

 マークは図書室に向かった。


 図書室の前につくと、ドアを開けた。


 図書室は広く、数十人くらいいたが、静かだった。

 マークは、本棚に入っていた本を眺めながら、歩いていた。


(読みたい本がないなぁ)

 マークは、読みたい本がなく図書室を去ろうとした。その時、目の前に女子生徒が現れた。


「マーク久しぶりね」

「ええ、お久しぶりです。ソフィアさん」

 ソフィアは、身長は普通である。髪型は、ダウンへアであった。


「何か見たい本でもあった?」

「いえ、探したのですがなかったです。ただ、先ほどエブリンさんに会いました。ソフィアさんによろしく伝えてくださいと言われましたよ。」


 ソフィアは、エブリンの名前を聞くと、眉が反応してピクッと動いた。


「そう、ソフィアさんがそのようなことを。あの人は、礼儀正しい方ですね!!」

 礼儀正しいの部分が強調されていた。ソフィアは顔には出さないが、少し不機嫌になったのかもしれない。


 実は、ソフィアとエブリンは仲が悪い。

 ソフィアとエブリンは、スカーレットと同じ高家な家柄で親はよく対立していた。そのため、ソフィアとエブリンは仲が悪いのである。


「もし、次エブリンさんに会いましたら、こちらこそよろしくとお伝えください。」

「分かりました。では、他に用事はないので失礼します。」

「あら、もう去るの。寂しいわね。また、図書室にいらっしゃいな。」


 こうして、マークは図書室を出た。


 マークが去った図書室内にいたソフィアは、心の中で呟いた。


(エブリンは礼儀正しく装っているけど、何を企んでいるのかわかったもんじゃないわね。特にマークのことについてはなおさらね。

 他にもオリビアは猫かぶりしているが、頭の中は陰謀ばかり。例えば、アンドリューを惚れさせたとか仲間にいっている。これは、スカーレットの妨害のためね。

 また、そのスカーレットもマークのためならあらゆる手段を使う。これはマークの恋人争いが激化するな。もちろん、私もマークを狙っているけどね)


 ソフィアは様々なことを考えていたのであった。

 

 一方、図書室を出たマークは教室の近くまで帰っていた。すると、廊下の物陰にアンドリューと、ウィリアムがいた。アイドルの話で色々白熱しているようだった。


(アンドリューさんとウィリアムさん、何やらアイドルのことについて、きな臭い話で盛り上がっているな。)

 マークはその様子を見て、面白かったのか笑みがこぼれていた。


(さて、面白いものも見れたしそろそろ教室の中に入ろうかな。)

 

 マークは、昼休みの行動を終えて、教室に入っていった。

ここまで読んでいただきありがとうございます!


「面白そう」「続きが気になる」と感じましたら、「ブックマーク」と「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にしていただけると嬉しいです。


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