20話 ラッキーセブン7回当てよう作戦
接待プレイ謝罪後、僕たちはそれぞれ分かれ、自分の部屋に帰っていった。
帰宅後、僕はすぐに寝た。もちろんドアの鍵はかけた。
翌日は、いつも通りに授業を受けた。昼休みは、ウィリアムと食事をした。
放課後になると、自分の部屋に帰った。
部屋の中に入ると、鞄の中を整理して、テーブルのイスに腰かけた。
いったん座ってリラックスしていた時、部屋のドアをノックする音が聞こえてきた。
「どちら様ですか?」
「わたくしよ。スカーレットよ。ドアを開けてくれる。」
「分かりました。今開けます。」
僕はドアを開けた。
「お嬢、何か用ですか?」
「ええ、マーク様のことで相談したいことがあるの」
また、マークさん関係の相談かと思うと、ため息が出た。
「どうしたの、ため息をついて」
「いえ、特に理由はないです」
最近、相談ごとに乗ってばかりだからため息が出たとは言えなかった。
「まあ、いいわ。中に入ってもいい?」
「はい、どうぞ」
お嬢を部屋の中に入れた。
「それで、相談事とは?」
「マーク様との仲をより深める方法について相談しにきたわ。ほら、昨日の接待プレイで謝罪がうまくいったとはいえ、マーク様との仲は前よりは悪くなったでしょう。だから、接待プレイ以前の関係性にまで仲を深めたいの。」
「なるほど、分かりました。マーク様との仲を深める方法を少し考えますので、少々おまちください。」
「ええ、わかったわ。」
お嬢にいままでさまざまな方法を教えてばかりだったので、今回はお嬢の不安を解消する方法だけ考えることにした。
「一つのアイディアを導き出しました。」
「聞かせて頂戴」
「円状で数字が記載されたルーレットを回し、7を7回当てという方法はいかがでしょうか?」
「それにどんな効果があるの?」
「はい、7を7回当てれば、恋仲の運が上昇すると、占い本で見ました。」
「スピリチュアルじゃない。」
「はい、でも一回よってみるのもいいんじゃないですか?」
「分かったわよ。試しにやってみるわ」
「では、早速、ラッキーセブン7回当てよう作戦開始です。」
僕は、作戦に使うルーレットを用意した。
お嬢はそれを床の上に置き、座りながら回した。
最初は5番を当てた。次は6番、その次は3番だった。
「なかなか当たらないわね。」
「そんな簡単には当たりませんよ。」
お嬢はルーレットを回した。当たった番号はなんと7番だった。
「やった、目当ての7番が出たわ。」
「よかったですねお嬢。その意気で続けましょう。」
「ええ」
(よかった。喜んでいる。これで不安を解消してくれると幸いだ。)
その後、何回か回したが、目当ての7番は出なかった。
「でなくなったわね!!えい!!」
お嬢がさらに回すと7番が出た。これで2回目だった。
「よし、当てたわ!!」
さらに回すと、7番を連続して2回出した。これで7番を4回当てた。
「はははっ、見てアンドリュー。7番を連続して3回出したわよ。すごいでしょ~!!」
お嬢は興奮していた。
その後、お嬢はルーレットを回し続け、7番を7回当てた。
「お嬢、やってみてどうでしたか?」
「そうね、とても楽しかったわ。あと、マーク様との恋愛運が上昇したような気がしてるわ。」
「そうですか。これをやってみてよかったですね。」
「ええ、大満足よ。じゃあ、わたくしは自分の部屋に戻るわね。」
「はい、ではまた明日授業で会いましょう」
「ええ、また明日もよろしくね」
こうして、お嬢は満足して帰っていった。
お嬢の不安を取り除くだけの作戦だったが、満足したなら大変よかった。
その後、僕は片付けをしたのであった。
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