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12話 怒りをアンドリューにぶつける ②

 僕は、お嬢の怒りを一身に引き受け、体中、拳や足蹴り、ひっかき傷で痛みが全身に広がっていた。


 痛いのを我慢して授業に参加した。

 へとへとになりながらも講義を終えて、昼休みになった。

 僕は、一人でご飯を食べようと中庭のベンチに腰かけた。

 

 弁当を食べようとした瞬間、思わぬ人が僕の前に現れた・・・


 オリビアさんだ。しかもなにやら怒ったような表情をしていた。


「アンドリューさんですね。初めまして。私はオリビアといいます。実は、アンドリューさんに話が合ってきたのですが今よろしいでしょうか?」

「え・・・ええ・・・僕に何か用でしょうか?」


「実は昨日のことについてお話があります」

「昨日、私とスカーレットさんは、取っ組み合いの喧嘩をしました」

「私は怒った姿をマーク様に見られてしまってショックを受けたのですが、どうやら、その原因を考えたのは、あなたなんですってね。」


「い・・・いや・・・僕は関係ありませんよ。あれはお嬢が考えたことです。」

「嘘はよくないわよ。」


「う・・・嘘じゃありませんよ。それとも・・・嘘だと思う心辺りでもあるんですか」

「ええ、ありますわ。実は昨日、私とスカーレットさんが取っ組み合いになっている時、スカーレットさんがあることを発言したのです。」

「お嬢は、どのようなことを発言されていたのですか?」


「(オリビアを挑発する作戦なのに、わたくしも怒ってしまいましたわ。それもこれもアンドリューの作戦がおかしいからよ)と発言されていましたわ。」

「いっ・・・・いや・・・それは」


「どうしましたか?何も言えないということはやはりあなたが昨日の原因のようですわね。」

「私は、今、怒りで満ち溢れていますわ。私の怒りの愚痴を最後まで聞いてく・だ・さ・い・な」


「ひ・・・ひいいいいいいい~~~~」


 こうして、僕はオリビアさんの怒りの愚痴を昼休みが終わる寸前まで聞いたのだった。もちろんご飯は食べられなかった

 僕は、体も精神もほとんど消耗し、空腹の状態で午後の講義に参加した。

ここまで読んでいただきありがとうございます!


「面白そう」「続きが気になる」と感じましたら、「ブックマーク」と「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にしていただけると嬉しいです。


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