11話 怒りをアンドリューにぶつける ①
僕は、マークさんと遊び終わると、自分の部屋に帰った。
すると、自分の部屋の近くに、お嬢がいた。
「ひっ・・・どうしたのですか、お嬢?」
「どうしたもこうしたもありませんわ。どうしてあなたがマーク様と遊んでいるのかしら」
お嬢は静かに怒っていた。
「そ・・・それは、お嬢とオリビアさんが言い争いをして長引きそうだったので、二人で遊ぼうと・・・」
「ほう、では、気を使ってくれたのですわね」
「え・・・ええ・・・そうです。」
「しかし、だったら、なだめてくれてもよかったのではなくて。こちらは、あの女と取っ組み合っていて大変でしたのよ・・・なのにあなたは遊んでいたなんて」
「い・・・いや・・・それは・・・・でも、マークさんも一緒に遊んでいましたよ」
「マーク様は別にいいんですの。あのお方が何をするのも自由ですわ。ですが、あなたはそうはいきませんわ。なんせあの女と取っ組み合いになったのも、あなたが立案した作戦が原因なのですから」
お嬢のいう通りだった。オリビアさんを挑発する作戦を考えたのは僕なのだ。本来なら止めるべきだった。にもかかわらず怖気づいて逃げてしまった・・・
「すみません。どうか許してください。」
「そうはいきませんわ。たっぷりとあの女の分も含めてきっちりお見舞しますわ」
そういうと、お嬢は僕の耳をつかんで、僕の部屋に連れ込んだ。
「ひいいいいいい~~~~、どうか許してください・・・」
「許しませんわ。覚悟しなさい」
こうして、僕はお嬢の怒りを一身に引き受けることになった。
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