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魔物襲撃

 バババババババババンッ


 森へ入り、いつも通りマシンガンでゴブリンを数匹倒す。

 だが今日の相手はこんなゴブリンなどではない。

 俺は奥へ奥へと進んでいった。どんどん辺りが暗くなってくる。今にも魔物が襲いかかってきそうな雰囲気だ。が、魔物の気配がない。

 俺はマシンガンを両手で構え、辺りを警戒しながらゆっくりと歩く。すると突然顔に何かが絡まった。


 「うわっなんだ!?」


 俺は慌てて絡まった何かを手ではらった。

 よく見るとそれはクモの巣だった。なんだクモの巣か、とホッと安心したのも束の間だった。

 俺は気づいてしまった。左右の薄暗闇から何十もの赤い目に見つめられていることに。

 どうする。いや、もはや逃げるなんて出来そうにない。何であろうと戦うしかない。


 ガサガサガサガサガサガサッッッッ!

 ババババババババババババッッッッ!


 俺は一斉に飛びかかってくるクモめがけてひたすらマシンガンを撃ちまくった。

 身体中をクモにひっかかれる。かなり痛い。だがここで手を止めてしまっては死ぬだけだ。俺はそれからも撃ち続けた。


 「はぁはぁはぁはぁ……」


 なんとか全部倒しきった。だが、クモの攻撃で服はビリビリに破れ、全身が裂けそうなほど痛い。


 「くっそ……この森を甘くみすぎた。」


 (とりあえず早く拠点に戻って傷の処置をしよう。)

 そう思い振り返り帰ろうとした瞬間、後ろから何かが聞こえた。


 ザッ……ザッ……ザッ……


 何かがゆっくりとこっちへ近づいてくる。

 俺は恐る恐る音がなる方へと振り返った。

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