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こうして俺は、吸血鬼になった。  作者: ねこた まこと
告る 告られ。告りれろ。
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21 作戦実行その1

更新遅くなりました。すみません。

作戦デート当日。6月とは思えない程暑い中、仁と入れ替りの魔法で、入れ替わった私は、渉くんと仁の親友である林原拓人くんそして私の三人で、仁を尾行する為、桃宮市の商店街に集まったところだ。



「 僕、仁には冗談のつもりで言ったんだだけど。まさか、マジで実行するとはね。」


林原くんは、呆れた様子でなめるように、私を見てる。見た目は同じでも中身が違うと、別人に見えるのかな?


「 私もあっさり、信じるとは思わんかったけど。」

「 ……目の前で、血を吸うとこを見せられて、逆に信じるなってほうが無理でしょ。」

「 ほうじゃね。(そうだね) 」


実は、林原くんにこの作戦に参加してもらう為に、彼の目の前で血を吸ってみたんだよね。偶然見ちゃった渉くんや真央と違って、意外と冷静に受け取られたから、逆に拍子抜けしたんだけどね。


「 あっ来た。」


私と林原くんが話てる傍らで、仁と新井先輩がやって来るのを待ち構えていた渉くんが、反応した。

私達は、商店街入り口にあるアーケードの柱に隠れた。――林原くんが180センチもあるから、隠れてもあんまり意味ない気がするけどね。


私達の数メートル先に、私と入れ替わった仁の隣には、白い半袖のワイシャツに黒いスラックスという中島高校の男子の夏服に身を包み、髪をきっちりと七三分けにして、今時どこに売ってるんだとツッコミを入れたくなるような瓶底眼鏡をかけた少年が、私に告ってきたど阿呆な先輩、新井一郎先輩だ。

私と入れ替わった仁は、先輩と同じように、女子の夏服をきている。



どんな会話をしてるのか、知らないけど、今のところ作戦を実行を出来そうにないな。


「 あの野郎、どんな会話してるんだよ。仁がドン引きしてる。」

「 襲ったりしなさそうだけど、あの場から連れ出したいな。」


二人は、そんな会話をしていた。うちらが立てた作戦は、新井先輩が仁を襲ったりしそうになったら、助け出すというベタな物だ。


「 作戦を変えた方がいいかな。」

「 そうだな。このままじゃ、らちが明かない。」


私がそう林原くんに提案した時だ。


「離してや!」


一際大きな仁の声が、私達の耳に飛び込んできた。

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