対リア充用決戦部隊?
「ダメです! 奴ら妨害がまったく効きません!」
「誰か目をつぶしてくれぇ。もうみたくねぇよぉ」
「ははは……。空が青いぜ」
「同志が完全にあてられちまった。衛生兵! 衛生兵!」
※※※
暗く静まり返った室内に、現地部隊の悲鳴が響きわたり、私は思わず映像から目をそむけてしまいます。それほどに今回の敵は強烈なのでした。
彼ら彼女らのリーダーである女性(三十歳・これまで独身)──私に向ける視線とバッチリ目があいました。わぁお、少しドキドキ……緊張しました。女性(これからも独身でいよう)──私はみんなを落ちつかせるために、
「誰か爆撃機を持ってきなさい。あの街ごと葬ってくれるわ」
おっと本音が。
「もう傭兵部隊に申請を出しましたが、精神病院の案内と一緒に送り返されました」
「政府の連中は何をやっているの! この緊急事態に!」
「現在浮気に関する謝罪会見を生中継しています」
「遂に奴らの魔の手が政府にも……」
室内に集まったみんなは、世界の終わりを告げられたかのような顔をしてます。もはや政府すら当てにできない最悪の状況ですね、これ。
「ハザードレベルを最大に設定し、本部への応援を要請せよ」
御年六十のじいじい(愛称)が張り切ってますねー。
─ハザードレベル。危険人物が周りの人間に与える脅威度。これをそのまま放置すると、一般人の精神汚染が進んでしまいます。最大レベルが続くとは一般人が爆薬を投げ込むらしいですね
室内が慌ただしく動き始めます。私は落ち着く為に目を閉じ、告白された日のことを思い出します。どうしましょう、そんな記憶ございません。
あら目から液体が。眼科に予約いれとかないと。
「本部より入電。『死滅する恋心』を実行せよとのことです」
『死滅する恋心』とはどんな手段をもってしても危険行為をトラウマ化させるというものですね。世界は非情なんですよ。
「藁人形に五寸釘を打ち隊は、完成した物品を道路に並べてきなさい」
なぜかみんながひいています。これぐらいは序の口なのに。まだまだリアルホラーにし隊や大阪のおばちゃん軍団とか眠っていますのに。あまちゃんですね。
モニターに視線を移すとなんか見たくないもの見えましたね。気のせいですよねあれ。だって人数がね。
「新たに六人の危険人物を確認。その上ハザードレベル最大の状態です!」
これから忙しくなりそうですね。
読んでいただきありがとうごさいました




