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対リア充用決戦部隊?

作者: 紅白猫
掲載日:2014/08/10

「ダメです! 奴ら妨害がまったく効きません!」


「誰か目をつぶしてくれぇ。もうみたくねぇよぉ」


「ははは……。空が青いぜ」


「同志が完全にあてられちまった。衛生兵《メディック》! 衛生兵《メディィィック》!」


※※※


 暗く静まり返った室内に、現地部隊の悲鳴が響きわたり、私は思わず映像から目をそむけてしまいます。それほどに今回の敵は強烈なのでした。

 彼ら彼女らのリーダーである女性(三十歳・これまで独身)──私に向ける視線とバッチリ目があいました。わぁお、少しドキドキ……緊張しました。女性(これからも独身でいよう)──私はみんなを落ちつかせるために、

「誰か爆撃機を持ってきなさい。あの街ごと葬ってくれるわ」

 おっと本音が。

「もう傭兵部隊に申請を出しましたが、精神病院の案内と一緒に送り返されました」

「政府の連中は何をやっているの! この緊急事態に!」

「現在浮気に関する謝罪会見を生中継しています」

「遂に奴らの魔の手が政府にも……」

 室内に集まったみんなは、世界の終わりを告げられたかのような顔をしてます。もはや政府すら当てにできない最悪の状況ですね、これ。

「ハザードレベルを最大に設定し、本部への応援を要請せよ」

 御年六十のじいじい(愛称)が張り切ってますねー。

 ─ハザードレベル。危険人物《カップル》が周りの人間に与える脅威度。これをそのまま放置すると、一般人の精神汚染が進んでしまいます。最大レベルが続くとは一般人が爆薬を投げ込むらしいですね

 室内が慌ただしく動き始めます。私は落ち着く為に目を閉じ、告白された日のことを思い出します。どうしましょう、そんな記憶ございません。

 あら目から液体が。眼科に予約いれとかないと。

「本部より入電。『死滅する恋心』を実行せよとのことです」

 『死滅する恋心』とはどんな手段をもってしても危険行為《デート》をトラウマ化させるというものですね。世界は非情なんですよ。

「藁人形に五寸釘を打ち隊は、完成した物品を道路に並べてきなさい」

 なぜかみんながひいています。これぐらいは序の口なのに。まだまだリアルホラーにし隊や大阪のおばちゃん軍団とか眠っていますのに。あまちゃんですね。

 モニターに視線を移すとなんか見たくないもの見えましたね。気のせいですよねあれ。だって人数がね。

「新たに六人の危険人物を確認。その上ハザードレベル最大の状態です!」

 

 これから忙しくなりそうですね。


読んでいただきありがとうごさいました

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