第零話 「新たな影」
遂にブレイズクローズ二期がスタート!
ある施設に潜入する六人の影があった。
六人はひとりを先頭にして各自施設の中に潜入する。
施設はアリの巣のような構図で一歩間違えたら、完全に迷うぐらいの所だが、先行する少女はいとも簡単に走る。
そして一つの扉に耳を当てた。
「転送空間の準備は出来ました。」
青年はある方に申した。
「なら、ナイト1(ワン)からナイト6(シックス)は"地球世界"に侵入して、彼らを"抹殺"しろ」
ある方はそう言うと、スクリーンを出す。そこに映っていたのは六人の少年少女だった。それを扉に隠れていた少女も見ると、少女は驚いた。
「嘘でしょ……もしコレが本当なら、早く伝えないと」
その瞬間、扉の壁が突然破壊された。
そこに現れたのは、1人の少年で顔は面で隠れていた。
「いけないな〜"盗み聞き"は、あんまりよろしくないですね!」
少女はクナイを手に持つが、その時少年は剣を持ち少女の目の前にいた
(何!?速すぎる!)
「そこを離れろ!」
その声と共に少女は少年から離れる。
[ブラストカリバー!」
その攻撃は、見事に少年を捕らえるが少年は簡単にも避ける。
「流石、王国第弐番隊隊長の"漆黒の彗星"さん」
少年はそう言うと、放った所から黒きアームを纏った少年だった
「マリ!大丈夫か?」
「大丈夫!でもギリギリだったよ〜ソラ」
「すまんな、バン!トルナ!奴らを包囲しろ」
ソラがその名を呼ぶと、ある方とその部下がいた部屋の頭上から二人の影が降ってきた。
「了解!」
「分かりました!」
トルナと言う少女は印を組んだ
「風遁忍法・風縛り」
そう叫ぶと、部下達は、手足が動かなくなった。
「あとは、貴方だけですね」
ある方は振り返ると、そこには武器を構える二人の少女だった。
「まさか貴様らは出てくるとはな、クローズワールド"新姫"ソヒィ・フルクローズに妹姫のシャーリ・フルクローズ」
「ココまでです!直ちに身を投稿しなさえ。」
ソヒィはそう言うと、ある方は笑い出した。
「あにが可笑しいのですか?"白王"!」
ある方は白王と言う名で呼ばれた。
「ここにたどり着いたのは誉めてやるが、やはり同じ事の繰り返しだな」
「何っ!?」
ソラ達は次の瞬間、捕らえた部下達や白王の姿が歪み始める。
「またいつか会おう」
白王はそれを残すと、辺りは何もない荒野だった。
「また"幻術"ですか、これで七回目ですね」
バンが言うとソラはソヒィとシャーリに近付く
「どうしますか?もしかしたら奴らはもう…」
「直ちにこのメンバーで"地球世界"に行きます。各自荷物を整えるように」
ソヒィはそう言う
「もうすぐだな、シャーリ姫」
ソラはシャーリに言うとシャーリは顔を上げ空を見る
「もうすぐ会えますね…………ユウタさん」
平穏に高校生活を過ごすユウタ。
しかし、ユウタに襲う暗い影………
次回第一話 「消える光」
ユウタ「お前らはいったい……」