第1話:世界最弱の残響
初めまして、遙 カナタ(はるか かなた)と申します。
本作は別サイト「カクヨム」にて先行連載しており、おかげさまで昨日日間ランキング895位(3ケタ)を突破いたしました!
「なろうの読者の皆様にも、この熱量を届けたい」と思い、本日よりこちらでも連載を開始します。
本日は初投稿の勢いで、18時・19時・20時の3話連続投稿を行います。
執筆に関しては完全な初心者ですが、一文字ずつ魂を込めて絞り出しています。
ぜひ、僕と一緒に彼女たちの成長を見届けていただければ幸いです!
「……また、初動で落ちたのか。日本」
電車の吊り革を握る指先に、イヤホンから漏れる実況の絶叫が突き刺さる。
画面の向こう、3人1組のチームが広大なマップで最後の一組を争うバトルロワイアル世界大会。
参加20チームのうち、日本代表の3チームは、上位に食い込むどころか接敵した瞬間に壊滅。15位、18位、20位……。画面に踊る無残な順位表が、今の日本の実力を冷酷に物語っていた。
動画配信サイトのコメント欄には、『日本は最弱』『養分リージョン』という嘲笑が溢れている。
2Dや3Dのモデルを纏い、数万人の視聴者を集めるVtuberたちが社会現象となっている裏で、競技シーンにおける日本の地位は、アジア予選でさえ大差で敗れるほどに失墜していた。
(――努力が足りないんじゃない。ただ、彼らはこの混沌とした戦場での『正解』を知らないだけだ)
そんな冷めた独白を飲み込み、俺は目を伏せる。
ふと、近くに座る高校生カップルの会話が耳に届いた。男子生徒がスマートフォンを横に向け、別の大会のアーカイブを覗き込んでいる。
「おい、マジかよ。あの伝説の『Ground Zero』のGreedが、海外チームのコーチに就任だってさ!」
「へぇー、そんなに凄いの?」
「当たり前だろ! まだバトロワがマイナーだった五年前、二位に総合100ポイント以上の差をつけて世界を制した伝説の3人組だよ。……結局、解散しちゃったけどさ」
男子生徒の声が、熱を帯びる。
「GreedとMachinaは移籍したけど、オーダーだった『OUKA』と、智将と呼ばれたコーチの『Minty』は、あの日以来行方不明なんだ。……あの圧倒的な『盤面支配』、もう一度見たいよなぁ」
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!
初投稿で心臓がバクバクしていますが、いかがでしたでしょうか。
執筆に関しては完全な初心者ですが、この物語を最後まで届けたい一心で書き始めました。
本日はこの後、19時と20時にも連続投稿します!
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次の話は19時に更新されます。ぜひお楽しみに!




