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7/10

ホテルライフ

午前中に荷物を預けに行ったので道に迷う事なくコンフォートホテル名古屋新幹線口に到着。

チェックインをして部屋へ向かうがカードキーには部屋番号が書いていないので間違えないようにとMちゃんと確認した。最近は全然旅行をしていなかったので、エレベーターに乗る時にカードキーを読み込ませるなんて知らなかった。階数のボタンを押すのとカードを読ませるタイミングがわからなくてしばらくドアが閉じたまま一階で立ち往生。でも何回かやってコツをつかんだ。


宿泊階でエレベーターを降りて見取り図で確認すると、一番奥の部屋だった。

部屋へ入ると思ったより広く感じた。ベッドは白で整えられていて清潔感がある。入室と共に点いたテレビにはWi-Fiのパスワードが映っていた。二人ともスマホに入力してネット接続OK。


一階にあるライブラリーカフェがフリードリンクとあったので二人で行ってみた。午前中、荷物を預ける時にこの部屋で荷造りさせてもらった時には気づかなかったけど、こうやって夜入ってみると落ち着いている。Wi-Fiのパスワードを入れ直し接続した。

ここはお茶の種類が多い。紅茶ベースにハーブを加えた感じのお茶が何種類かあった。入り口付近にはレモン水があったが、ただのレモンじゃなくてレモンのシロップ漬けが入っているのかほんのりと甘くて美味しい。

ライブラリーカフェとあるように本もあり、日本語と英語の本が目についた。

しばらく二人ともスマホをいじっていたが、眠くなってきたので、部屋へ戻ることにした。


部屋へ戻ると、ここからは時間と体力との戦いだ。実は、昨日まで普通に仕事をしていて、旅行準備をしていたらかなり遅い時間になってしまい、慌てて寝ようとしても目が冴えてしまって、結局ほとんど寝ないままで旅行が始まったのだ。聞けばMちゃんも似たようなものだったらしく、二人ともかなりの睡眠不足。それも、今までのものが蓄積されているのでかなり疲労も溜まっていた。

なので、ここで気を抜くと寝る支度をしないまま中途半端な寝方になって、結局疲れが溜まるだけになってしまう。それは避けたい。

明日も旅行は続くのだ。


二人とも「歯を磨きシャワーを浴びてドライヤーで髪を乾かす」という一連の動作にも無駄がないように気をつけた。なぜならぼーっとする瞬間があると、そこで寝落ちてしまうからだ。さっさとやる事はやっていこう。

そして寝る支度も出来たのでのんびりしていた。すると、Mちゃんが私を呼ぶ声が聞こえる。ベッドの上に転がっていた私はいつの間にか寝落ちてしまっていたので、ちゃんと布団に入って寝るようにとMちゃんが起こしてくれたのだ。時間は1:30。もっと早くにちゃんと寝るべきだったと悔やみつつ部屋の電気を消して本格的に寝た。


朝、Mちゃんのスマホのアラーム音で目覚めた。「仕事仕様のままだったので早かった」と申し訳なさそうにMちゃん。休日あるあるな事だ。もう一眠りして目覚めると今度は寝過ぎ。これもよくある事だ。急いで用意して昨日お茶を楽しんだライブラリーカフェの場所に行く。


名古屋といえばモーニングが有名だ。今回の名古屋旅行を計画した時も「モーニングは外せないよねー」とか言っていたのだが、今ホテルの無料のブュッフェにいる。宿泊予約の時に口コミを調べた所、朝食が美味しいとあったのでとりあえずホテルで食べて、やっぱり名古屋らしいモーニングが食べたいとなったら喫茶店に行こうと決めたのだ。


昨日のカフェの時とは飲み物の種類が変わっていた。あのハーブティーとレモン水は消えていた。しかし、コンパクトながらフードの種類は多くてなかなか良い。飲み物が紙コップなのは味気ないがカップやグラスを用意するのは人手がかかるから仕方がない。一応無料で供されているわけだし。


サラダや卵料理、ウィンナーなどありがちな物を選んで席に着いた。食べながらフードの置いてある場所を見るとシリアルがあるのに気づいた。透明でガチャガチャのようにレバーを回転すると下に落ちる仕様だった。普通に目立つはずだけど先程は気付かなかった。じゃあ、といって次はケースの下にあるボールを手に取り2回分回した。シリアルの隣にはヨーグルトがあったのでそれをかける。隣には牛乳がある。そういえば先程ミルクティーにしたのだったが、牛乳を飲み物に入れている人は誰もいなかったな。

朝はミルクティーを飲む習慣の私にとってはちょっと寂しかった。


席に着いてずっと見ているとシリアルに手を出している人はほとんどいない。私がいる間に見たのは小さな男の子のお母さんと女性の二人だけだった。美味しいのに勿体無い。ちなみにMちゃんも存在に気付いてなかったので布教したら、すぐに取りにいっていた。

なんやかんやでこちらの朝食に満足したので名古屋モーニングはやめる事にした。


そして部屋に戻り荷造りをしてからチェックアウト。ちゃんとスタッフがやり方を教えてくれたので良かった。システムの指示だけでは迷っていたところだ。

荷物をホテルに預けて外に出る。出口付近からのすごいアオリの角度でホテル外観の写真を撮る。ホテルの名前と自分たちも入るように扉の前で撮影。写真には看板や施設の名前を入れないと後になって全然覚えてないのでこれは大事な儀式だ。


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