【萌々子視点】お兄様だって男の子
私、お兄様のこと、好きです。将来は結婚したいなって思っています。
え? 兄妹は結婚できないですって?
大丈夫。お兄様と私、本当は兄妹じゃありませんから。血が繋がっていないんです。というか、ただのお隣さん。幼馴染み。
でもお兄様はちーっとも私のことを女の子として見てくれません。いつまでも妹扱いです。それならそれでかまわないのだけれど、変なところだけ妹扱いしません。
この前だって、私は一緒にお風呂に入りたかっただけなのに、「萌々子はもう15歳だから」って言って、一緒に入ってくれませんでした。
おかしいよね? 小さい頃は一緒に入ったのに。
一郎お兄様はとっても優しくて、どんなときも私を守ってくれました。中学時代、人より胸が大きかった私は男子によくからかわれていました。違う学年の人からもからかいの対象でした。あるとき、お兄様の同じ学年の人が校外清掃の時、ホウキで私の胸をつついてきました。
「マシュマロちぇーっく!」
「きゃ!」
マシュマロチェック、という遊びです。マシュマロというのは私の中学時代のあだ名です。私の胸が白くてふわふわだから、だそうです。
「すげ! めっちゃふにふに! やわらけー!」
「い、痛いです! やめてください!」
「痛い? 気持ちいいの間違いだろ? よし、次は股のほうのマシュマロチェックだ!」
男子がホウキの先を私の股間に差し出しました。やだ、やめて……。
「ふざけんな!」
今でも覚えています。お兄様の怒鳴り声。あんなに怒ったお兄様、初めて見ました。
「何がマシュマロチェックだ! 萌々子になんてことをしてくれた! 許さん! お返しだ!」
相手からホウキを奪い取ったかと思うと、お兄様は相手の股間めがけてホウキを投げつけちゃいました。
「ボールチェック!」
「ぎゃーっ!」
私に淫らなことをした男子はその場にうずくまってしまいました。そしてそのまま動けなくなり、救急車で病院に行ってしまいました。お兄様は校長室に連れて行かれてしまいました。
「お兄様、校長先生に怒られたって本当ですか?」
「まあな」
「どうしてですか!? 悪いのはあの変態が私にへんなことしたからなのに!」
「そりゃそうなんだけど、俺、かなり力入れてやったみたいでさ。内出血してて、すげー腫れてるんだってよ。相手の親がやり過ぎだって怒っててね、裁判起こすとか言ってたのを校長先生がなだめたんだ。で、俺はその場で厳しく叱られたってわけ」
「でも、でも!」
「萌々子は俺の妹だろ? 妹を守るのがおにいちゃんだ」
その時私決めたんです。
お兄様と結婚するって。
色々調べました。どうやったら、お兄様が、萌々子を女の子として見てくれるか。
わかりました。
お兄様だって男の子。男の子は女の子に密着されたら、我慢できなくなるそうなんです。そういえば、男の子ってそういうものだってお母様も言ってたような。
だから、お布団にも潜っちゃいました。お兄様にぎゅーってしてもらって、それから「既成事実」をして欲しかったからです!
既成事実さえあれば。お兄様に責任取ってもらえます。結婚してもらえます。
「萌々子ちゃん、これから3年間、一郎君と二人きりでごめんね」
お兄様と二人だけの生活が始まることをお母様から告げられたとき、私は神様に感謝しました。
「一郎君だって男の子……いや、男なの。頭の中は毎日女の子とあんなことしたい、こんなことしたいって欲望でいっぱいよ。そりゃ、もしかしたら、萌々子ちゃんと一郎君、結婚するかもしれないし、ていうか、えーと、その、婚約してもいいかなというかその……なんだけど、やっぱり順序ってものがあるのよね! だから……ね? わかるよね?」
「はい、お母様!」
萌々子わかってます! まず既成事実です!
……痛いかもだけど、萌々子、頑張る!
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