表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/13

おまけのダメ押し

頼まれてもいないのにおまけです。

(本当は完結設定をし忘れたから。)

小噺として、笑っていただけるとありがたいです。

聖女、神官養成コースにて


建物に到着して、セシリアには「48」の札が与えられた。

「?」

意味がわからない。


不思議そうな顔をしていると、女性の教官から

「直ぐにわかりますよ。その札を胸に着けておいて下さいね。」


すれ違う女生徒の胸には、皆、番号札が付いている。

何かの目印なんだろうか。


そしてその意味は、寮に入って判明した。

寮の食堂は、学年に関わらず一緒だった。

「あ、貴方がセシリア48番さん?」


食堂に入ると、直ぐ声をかけられた。

見ると声をかけた女生徒は、髪型は違うがセシリアと同じような金髪で、アメジスト色の瞳を持っている。

なんとなくセシリアに顔立ちが似ていて、でも人の良さそうな女性だった。

「私、一年生のセシリア。セシリア47番よ。」


「?!」


セシリアは目を丸くする。


一年生のセシリア47番は笑って

「アハハ。その様子じゃ、知らないみたいね。この学部、同じ名前の人が多いのよ。」


セシリア47番は、セシリア(48番になったセシリア)と一緒に食事を取りながら、説明してくれた。


なんでも今、在席しているセシリアは6人。43番から48番まで。

合同で行う行事や寮で、判別し難い為に、ナンバリングしているそうだ。

最初はA、B…と付けたようだが、人数が多くなり、Zまで数えたところで1番から始めたらしい。

「多いところでは、マリアさんとか、セレスティーネさんかしら。90番を超えているものね。リリアナ、リリアンヌ、マリアンヌさん、オデットさんも多いわね。今、全学年で10名以上在席しているんじゃないかな。

 リリーなんて愛称の人だったら、百人位いるわよ。きっと。

 ゲームで使われる名前が多いと、数も増えるわよね〜。」


………なんてこったい。


「そうそう。今の大聖女様は、セレスティーネ25番様。それと、聖女の最高齢はセシリアM様の210歳だそうよ〜。凄いわよね〜。アッハッハ」


セシリア47番は笑い上戸だった。

「私は、皇太子に迫らず、最初からこの学部に入学の変わり種組で。

 貴方、皇太子にアタックしたんでしょ?ガッツあるわね〜。

 私はビッチになるのは面倒臭くて!アハハハハ!」

「ビ、ビッチ?」

「あっちこっちの男と仲良くするのなんて、ビッチじゃん。

 私、嘘が下手だし。

 それに私は30歳くらい年上が好みなんだよね。枯れ専。」

「えー!?アンタ枯れ専だったのー!?」

賑やかな声がして、近くのセシリア45番が乱入してきた。


「そ~ですよ〜!同い年なんて乳臭い!卒業したら何処かの後妻に!」

セシリア47番が拳を握る。

「だから、イケメン神官様にも靡かないんだー。良かったー。ライバル減ったわ。」

「え!私もイケメン神官様、狙う!」

早速、セシリア48番が声をあげた。

私だって負けない!


聖女、神官養成コースの夜は、こうして賑やかに更けていったのであった。


お読みいただき、ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ