最後まで走りましょうね
夢についてちょっと呟きます
皆さん、ハードル競走をご存じですか。
陸上競技の一つの種類、走ってハードルという阻害する垣根を跳び越えてゴールを目指すスポーツです。障害走も呼ばれています。
このスポーツを上達し、頂点を狙うつもりだとしら、ハードルを安易に跳び越えることは必須条件だと思います。
一周のトラックの中で、ハードルは一つではなく、複数あるのではないでしょうか。最高速度を保ちながら、その複数のハードルを倒さず、走らなければなりません。
もちろん、各ハードルに違いがないので、技術を使いこなせれば、引っ掛かったりしません。一回跳び越えれば、残りのハードルに遭う時、同じことを繰り返せれば問題なく処理できるはずです。理論的には。
僕は思っていました。
夢は、ある意味でハードル競争に似ているじゃないかって。
もしゴールを夢が現実になる時点にしたら、トラックはその夢が叶うまでの過程でしょう。
そして、トラック上に置いてある、選手を邪魔するハードルは、夢を成し遂げる前に、乗り越えざるを得ない、誰の人生にもある障害物です。
漫画家になる夢を例にしましょう。
漫画家になるには、言うまでもなく、上手に描けることと面白いストーリーを作れることが必要です。
でも、最初からその二つのスキルをすでに手に入れた人なんていません。
誰でもゼロから始まるんです。
始まって、無数のハードルを乗り越えて、夢を現実にするんです。
ところが、ハードル競走と違って、この無数のハードルは無限の高さがあるほど、複雑で面倒なものです。悲しいことに、同じ技術を使っても、簡単に解決できません。
例えば、腕を上げるには、確かに努力すれば、ある程度の効果があります。
しかし、その努力で鍛えられた腕は、人の目、人の心を奪ったりできないことがあります。
さらに、人間関係を忘れてはいけません。
一人で夢を叶えることなんて、僕は信じないんです。
大切な人、身近な人、応援してくれる読者、アンチの人、...
どっちもハードルになる可能性があります。もちろん、サポートになってくれる可能性を省けないように。
あと、環境、時間、体質等々も。
こうして、夢を目指すことと、ハードル競走を参加することは大部分重なっていて、多少の差を持っているとわかります。
そうですけれども、僕がまだ述べていない、両方が一致する、大事な点が二つあります。
一点目はハードルで躓いたときに、立ち上がることです。
ハードル競走は基本的に競技の一つですが、ハードルを倒しても罰を受けないとされています。
夢を叶えるのも同じです。別に人と比較したり、自分を責めたりしなくてもいい。最後まで走って、夢をしっかりと握ればいいです。
二点目は一人あたりに一本のレーンに限ります。
ハードル競走において、自分のレーンに沿って走って、ルールを守ることと同じく、自分の夢を追求する間に、他人の夢のハードルにならないようにしてくださいね。
というわけで、頑張ってね