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完全犯罪の悪役令嬢
これを作るに至った経緯は『なろうラジオ』のコーナーで『悪役令嬢』というワードを聴いて、何となく思いついたのが始まりでした。
ボールが味方外野の手に渡った。
「出来るだけ後ろに下がり、背後の外野を隠しつつ捕球体勢。」
構える。
外野は狙い通り、こちらに向けて勢いよくボールを投げつける。
「引きつけて回避。」
ぶつかる寸前、避ける。
ギリギリで躱したため、後ろの敵外野は反応できず、しかも、全力で投げた為に直撃して凄まじい音を立てた。
私は何もしていない。
「ちょっと!何するの?」
「知らないわよ。ボサッとしていないで!早く投げなさい!」
「ハァ⁉ふざけるんじゃないわよ!」
不和が引き起こされる。
後は解るだろう?
私に目もくれず、敵外野が味方外野に向けて投球。
敵内野も巻き添えでルール無用のボールぶつけが始まった。
「これは………」
「これこそがモリアーティーの完全犯罪だ。」
私は何もしていない。
が
私達の前にはボールのぶつけ合いで死屍累々の貴族令嬢達が転がっていた。
長編の方も宜しくお願いします。
応募作も30以上あるのでそちらも良ければお願いします。




