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闇の中の真実を探して~第18話~

敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。

上杉はチャイムを鳴らした。「由加さん…。山崎さんをお連れした。今戻ったよ。」「お疲れさまでした。佳代ちゃん、どうぞ。」「先輩…。御言葉に甘えてしまいましたが本当によろしかったのでしょうか?一晩お邪魔して…。」「私の方がお誘いしたのよ(笑)。殿方と二人になるのは…。それは冗談だけどね。社主から素敵なものを頂いたので、ぜひ佳代さんにも一度と思って…。」「社主からの贈り物?」「とかく上がってから話を…。」由加は佳代を居間に案内する。「上杉さん…。いえあなた。二階の突き当たりの和室に荷物を置いてありますので、お風呂のしたくもできておりますので…。」「判りました。由加さん…。では風呂に入ってから、そちらへ…。山崎さん。とりあえず失礼する…。」直樹は由加に指示された様に、階段を上がって二階の和室に向かった。


上杉の部屋にあった、とりあえずの生活に必要なものは、運び込まれていた。手回しがいいと感心するほどであった。上杉の部屋の隣にはバスルーム、更にトイレ…。二階だけでも2家族は充分に生活できるスペースと備品が完璧に揃っていた。


老後の家賃収入には充分な場所は都内の一等地。時価は想像もつかない。同じ新聞社の社主と自分では随分違うと感じた上杉であった。


上杉が居間に入ると、由加と佳代は例の梅干し昆布茶を飲んみ、会話を弾ませている最中だった。


テーブルの上には、上杉の好みのウイスキーとグラス等、水割りセット一式が用意してあった。つまみは、これも一番大好きな茄子の漬物が用意されていた。


「水割りお作りしましょうか?…。」「僕が自分でやります。微妙な好みがありますので…。」「存じております…。きちん調査しておりますので…。秘書課は人事部と提携関係にありますから(笑)」


佳代が口を開いた。「お二人とも長年連れ添った御夫婦みたい…。とても新婚初夜とは思えません。」「佳代ちゃん。新婚初夜ではなく同居初夜(笑)新郎ではなくろうは老のろう、私も妊婦にもならない、初婚の老婦…。」上杉は途端に笑いこけた。「お見事な喩えです。由加さん。僕は寝相と鼾は最悪と社員旅行で苦情殺到の過去が…。同居初日から、自分の部屋で休ませて頂きますので…。」「佳代ちゃん。聞いた通りよ(笑)新婚初夜から新婦を放置する新郎はいないでしょう?(笑)」佳代は困った顔をしている。「旦那様…。寝相と鼾の件も承知しております。ありがたい申し出、私も今夜は佳代ちゃんと一緒に寝ます…。」


3人は午前0時を時計が回る頃まで、賑やかに会話を楽しんだ。


佳代が政治部に定時連絡を入れると…。体制は大丈夫。その後民自党の各派閥の緊急総会が開かれたが、きちんと対応している。部長の内田の話であった。


上杉と由加の同居初夜はこうして過ぎていき、3人はまもなく就寝した。

敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。





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