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最終回。
アイデアが出てこなくなってしまったので、これを以て完結とさせて頂きます。
次話に期待して下さった方、すみません。
次回作はミリタリー色濃いめで行こうと画策しております。
明くる日。僕は朝早く起きて、身支度をしていた。
将軍も今頃授与式典の準備に大わらわのはずだ。
部屋を出て、手近な衛兵に準備が出来たことを告げると、用意されていた馬車で僕は式典会場
である街の広場へとやってきた。
あまりに緊張していたので、その後の事はほとんど覚えていない。
唯一覚えているのは、ものすごい威厳を醸し出す初老の男性に勲章を渡されたこと。
それが誰だったかも覚えていない有様だ。
ひとまず、僕は億万長者になり、幸せに暮らしたのだった。