あなたの文章が消される日
このタイトルを見て、ピンと来られた方は多いかと思います。ですが世の中には学ぶ機会を得られないまま過ごして、あるいは過ごさざるを得ない方が大勢いらっしゃいます。
そういった方達の為に、今回はそれを得る絶好の機会だと思っていただければ幸いです。それでは、始めましょう
1 『 2012.11.15各国政府がネット監視を強化、情報の削除要請が急増 』
・詳しくは各自ググって頂くとして、かいつまんで説明しますと『国が、犯罪に関わる文章の削除依頼を出した』
のですが、そこまでは何の問題もありません。むしろ、素晴らしい事だと思います。ただひとつ最後の文章
『政府を批判するコンテンツの削除要請など、目的が言論の弾圧だったり、要請文書の正当性が確認できないものについては拒否している。』
これが気に掛かりました。どこが気になったというと
『拒否している』
という一文です。言葉のアヤかも知れませんが、拒否していると書いてあるからには、『要請があったので』⇒『それを拒否した』
とも受け取れるからです。要請も何も無い所に『拒否している』という文章を使うでしょうか?
少し、考えてみて下さい。
2 『 サイバーパトロールサービス 』もしくは『 サイバーパトロール 』
・これも各自ググ(ry)かいつまんで説明しますと大きく2つに分かれます。解りやすくAとBに分類しますが、どちらも同じ
『サイバーパトロール』なので、ややこしい事このうえありません。意図的にそうしてあるのかも知れませんが。
A『国や警察から依頼されて、犯罪などに関わる物を監視・もしくは通報を行なう『 サイバーパトロール 』』
B『会社や個人から依頼されて『自分達に不利益な物の』監視・通報を行なう『 サイバーパトロール 』』
・Aは勿論、より良い世の中を構築して行く為に良い事だと思います。問題はBです
『カネさえ払えば、特定の人にとって不都合な文章や、不利益をこうむる文章なども見つけてくれます』
見つけた後、どうされるかですって?逆に依頼をした方の立場になって考えてみましょう。
『大金を払ってまで見つけた、我が社に不利益をこうむる文章』
あなたが社長ならどうされますか?恐ろしいですね
3 『それがエスカレートするとどうなるか? 』
・悪徳止まないのが人間です。もし、あなたがその『なんちゃらパトロール』を経営する人だったら、と考えてみましょう。
『1億までなら出す、できる限りの事をしてくれ』
と依頼されたらどこまで調べますか?
勿論、その1回だけ徹底的に調査して、報告したあとは引退して外国で余生を過ごす事も可能です
正し、調べたなら調べたなりの報酬しか出ません。
どこまで調べますか?どこまでやりますか?その書き込みを行なった人物まで調べますか?血液型は?家族構成は?DNA採取は? 怖いですね
『更に5億までなら出す』
死に物ぐるいで徹底的に報告した所、追加でボーナスを出して来ると言う依頼主。あなたはその数字の意味する所を知り、愕然とするに違いありません。
その対価に見合った行動をあなたはこれから実行しなくてはならないのですから。
・以上『あなたの○○が消される日』をお送り致しました。
え?怖い?大丈夫ですよ
あなたが読んでいるジャンルはそういう物なのですから
『ほらー、ねっ♪』
※『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
※『この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。』
評価・感想等お待ちしております♪ではでは!