私には、”私が本気でピンチの時にだけ現れるヒーローがたった一人だけ居るの!“
私には、”私が本気でピンチの時にだけ現れるヒーローがたった
一人だけ居るの!“
私には特別な男性が一人だけ居るわ!
その人とは? ”連絡先も知らないし名前も住んでる場所も年齢も
何にも知らない。“
ただ私が本当にピンチになった時だけ現れる男性が
たった一人だけ居るの。
最初に彼と出逢ったのは? ”私がまだ小学校の低学年ぐらいだったと思う。“
私は何が理由でそうなったのか今でもはっきりと思い出せないのだが、
クラスの一部の女の子達からいじめを受けていた。
最初は、”たまたまそうなったんだと想っていたのだが、、、。“
私の机に入っていた国語の教科書がなくなり、算数の教科書がなくなり、
社会の教科書がなくなってしまう。
そのうち、朝学校に着いて上履きに履き替えようとしたら?
私の上履きだけ無くなっていた。
その事をクラスの担任の先生に言っても、”家に忘れて来たんじゃない
のかと逆に私が先生に怒られてしまった。“
・・・そんな時、ウチの学校ではない他校の彼が私を助けてくれる。
その日、私は私をイジメている女の子達から呼び出されてイジメられて
いるところに彼が現れ、私をイジメていた女の子達にこう言ってくれた
おかげで、私はこの日からもうイジメられなくなった。
『”俺がこの子の身代わりになる! イジメたければ俺をイジメろ!
俺は逃げも隠れもしない! その代わり、代償は必ず大人になっても
支払ってもらうけどな! さあ、早く俺をイジメろ!“』
『・・・こ、怖いって、何、この男の子? なんなの? 代償って
なに? 大人になってもその代償を払わないといけないならもうイジメ
るのやめようよ! 怖いよ、もう呪いじゃん!』
『分かった、もうイジメないわ、ごめんね音々ちゃん!』
『ごめんね、ワタシ達の事、許してくれる?』
『うん、もういいよ! 許してあげる。』
『ありがとう~』
『じゃあ、音々ちゃんもワタシ達の仲間に入りなよー!』
『そうだよ、ワタシ達と友達になって一緒に遊ぼうよ。』
『うん!』
・・・私は彼のおかげで、私をイジメていた女の子達と友達になったわ。
この日から学校に行く事も好きになったし、同時に友達も出来たの。
不思議だけど? 一人一人は私をイジメていた女の子達は凄くいい子で、
その中の一人の女の子とは大人になった今でも凄く仲が良く、親友にまで
なったのよ。
”あの時、彼が居てくれたから?”
私はきっとあの時の事を嫌な記憶として心に残っていたと思う。
だけど? 彼があそこであんな風に言ってくれたから、私の人生は凄く
良い方向に進む事が出来たんだと今でも想っているの!
*
・・・そして彼と2度目に出逢ったのは?
私が自分で車を運転中に事故に遭い、車が転倒し崖に落ちてしまった。
私は朦朧とした意識の中で、”あの彼にまた出会う。“
『”もう大丈夫、君は助かるよ! 俺が来たからもう問題ない!
そのままおやすみ。“』
『・・・あ、あなたはあの時の、また私を助けてくれたの?』
『そうだね、俺は君だけのヒーローなのかもしれないよ。』
『”私だけのヒーロー?“』
『もう直ぐ救急車も来る、大丈夫! もうなんにも心配ないよ!』
『・・・あ、ありがとう、』
『さあ、今は目を閉じてゆっくりおやすみ。』
『”ねえ? また会える?“』
『君がそう望むなら、また逢えるよ。』
『・・・良かった、また逢えるんだね、じゃあ少し疲れたから眠るね。』
『あぁ、おやすみ! 次に目を覚ましたら病院のベットの上だ!』
『・・・本当にありがとう。』
・・・彼が最後に私にああいったように、次に私が目を覚ますと?
病院のベットの上だった。
『”もう大丈夫ですね、良かった!“』
『・・・わ、私は?』
『”男性が救急車を呼んでくれて、適切な処置をしてくれていたおかげで
あなたは助かったんですよ。“』
『えぇ!? か、彼は?』
『それがもう気づいたら居なくなっていて。』
『・・・そ、そうなんですか、』
『”あなたの彼氏ではないんですか?“』
『そうだったらいいんですけど、』
『取り合えず、今日はもう時間も遅いので明日また検査をして
他にどこも悪くないか調べましょうね。』
『・・・は、はい。』
・・・病院の先生に聞くと?
私は何も処置をされていなかったら、あのまま亡くなっていたかもしれない
と言われてしまう。
あの時、彼が居て素早い処置を私に施してくれたおかげで私の命は助かる
事が出来たらしいの。
でも? 彼にちゃんとお礼を言いたくても何時彼に会えるのか分からない。
ただ私のピンチの時だけ必ず現れる彼に私はまた会いたい!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




