異世界に転移しました、孤独です
俺の名前は近藤恭平、29歳。彼女いない歴=年齢の異世界転移者だ。
ある日、目を覚ますと俺は知らない部屋にいた。最初は病院か何かにいるのかと思ったが、そのあとすぐにここが異世界であるということを認識した。最初の頃は色々と混乱したけどーーー何とか今日まで生きてこられた。
そんな俺だが、最近一つの悩みを抱えるようになった。
…………そう、孤独だ。
俺はこの世界に来てから一日一日を生き残るので精一杯だった。友人や恋人を作る余裕はなかった…………いや、これは言い訳かもしれない。俺は元々、自分から人に話しかけるのが苦手なタイプの人間だ。きっと、置かれた境遇を言い訳に誰かにひと言話しかける勇気を振り絞れずにいた結果が今の状況なのだろう。
最初の頃は気にも留めなかった孤独は、時間とともにじわじわと俺を蝕んでいった。
「はぁ〜。マジでどうしよ」
ため息が、部屋の静寂に溶けていく。
孤独がこんなにもつらいものだとは夢にも思っていなかった。
――そういえば、じいちゃんが死んだあと、ばあちゃんがよく俺を家に呼んでたっけ。
あのときのばあちゃんも、今の俺みたいに寂しかったんだろうか。
「……まぁ、相当寂しかったんだろうなぁ。
動物嫌いだったのに猫を飼い始めるくらいだし――ねこ!?」
ひらめいた。
「そうだ! 俺もペットを飼えばいいじゃないか!」
言葉が通じなくたって、生き物がそばにいるだけで
この胸の空洞が少しは埋まる気がする。
俺は机の上に散らばった有り金を掴み取り、勢いよく宿を飛び出した。
小説家書くのがあんまりうまくないので、アドバイスがあれば気軽にコメントしてもらえると嬉しいです!




