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二十六杯目〔うわぁ(辛〕

「……戻りましたイテ」


「ボロボロだな」


「勇者を迎え撃つ配下が、ほとんどヤラれちゃったんで……」


「だったら増員しろよ」


「できればしたいんですけど、いまはムリそうで……」


「……。顔に似合って人脈ないんだな」


「普通にヒドっ」


「本当のコトだろ」


「……――そうですね」


「……。おい」


「あれ? また勇者が……」


「――いま倒したばかりだろ……?」


「でも来たみたいです」


「……。――大丈夫か?」


「大丈夫じゃないですけど、行かないと」


「死ぬぞ」


「心配してくれるんですか?」


「……」


「というか今回、ぜんぜん変なコト言ってませんね」


「うるさい。肥溜めブレスめ」


「うわぁ((ツラ)

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