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二杯目〔脂っこい食事にピッタリ!〕

「タコの酢の物はスッパリしていて酸っぱくて美味しいですね」


「あ、いいですね」


「うっせぇ!! 秋はサンマだろうがッ!!」


「ひぃスミマセンっ」


「……。――いっかい、おちつこっか」


「あ、はい。そうですね」


「おいテメェ、なにシャカてんだ」


「ヘ?」


「おい、喉がカワいたぞ。パンをくれ」


「……――ほうじ茶なら、ありますけど……?」


「おれはグァバ茶派だろうがッ!!」


「ひィ。ス、スミマセンっ」


「――まぁこれでも飲んでおちつけよ」


「ぇ。あ、持ってたんですね……、どうも」


「――どうだ?」


「脂っこい食事にピッタリ!」

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