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一杯目〔バリカタで!〕

 







「何者だ?」


「――すいません、今日保険証を忘れたんですけど診察券でもいいですか?」


「え?」


「ツ〇ヤのカードならあるんですけど……」


「え? ツタ?」


「いまポイント、なんポイントありますか?」


「え、なにコワい」


「……――後ろのヒトは誰ですか?」


「え、――なに、どこ? どこっどこッ?」


「しかし誰もいない」


「なッ、――なんだオマッ」


「うるせぇ!! 大きな声だすんじゃねぇえッッ!!」


「ひッ。ス、スミマセン……」


「よし。ならおれはバリカタ〆(しめ)は豚骨で」


「え、バリ? ぇなに?」


「そんで灰汁(あく)マシマシで。――おまえは?」


「え、(あく)?」


「強いヤツほどカタマシなんだよ」


「ならバリカタで!」

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