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卒業式

作者: 青山春樹

温かい日差しが僕らに

降り注いでいる

桜の蕾も次の春を待ち侘びている

今まで通ったこの道を

最後の制服着て走ってる

いつもの交差点、赤い自転車の君の後ろ姿が見えた

偶然に出会って一緒に過ごした日々にありがとう

明日から会えなくなるのは淋しいね

昨日の電話で泣いていた君に声をかけることできない

そんな時、振り向いた君が僕を見て見せた笑顔

あぁ、時間よ止まれ

少しだけでいい

誰にも気付かれずに

君を抱きしめて、キスする時間を僕にください


校舎から中庭に降り注ぐ沢山の紙吹雪

後輩達から卒業生への最後の贈り物

そんな中シャンパンシャワーを身体に浴びて大騒ぎのあなた

私はそんなあなたを窓から見つめてる

ふたりが出会えて、ここでの沢山の思い出にありがとう

明日から会えなくなるの淋しいね

あなたはいつでも、学校の中でみんなに笑顔を振りまいていたね

その瞬間、あなたと目が合って胸がキュンとなった

あぁ、時間よ止まれと願った

少しだけでいい

誰にも気づかれずに

あなたを抱きしめて、キスする時間を私にください

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