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プロローグ

始めましての方は初めまして。

もう1つの作品も見てくれた方にはとりあえず、すいません。

完結してないのに新しいのを書いてしまって。

これには少し理由がありまして。

小説家になろう大賞2014に応募しようと思ったんですけど、前のやつは感想でもあった通り話の流れが似ている作品が有ると言われたのでこれで応募はダメかなと思いまして新しいのを書くことになりました。

別に前のを打ち切りにするわけではありません。

ですが少なくとも期日まではこっちを優先させてもらいます。

楽しみにしていた方はすいません。

よければこの作品もよろしくお願いします。


では本編をどうぞ!!

 公園のブランコが、商店街の店が、各地にある街灯が、通っていた学校が、そして住んでいた家が壊された。

 それを見渡せる場所に来た少女と、少女を追いかけてきた少年がその光景を見詰めていた。

 膝から崩れ落ちた少女を心配して少年は少女の肩に手を置いた。


「やめて……。やめてよぉ……。もう壊さないで!!」


 町を壊した元凶となる存在に対して少女が悲痛の叫びを上げる。

 その少女の体から光が漏れる。

 少年は理解した。

 少女が『魔法』を使って戦おうとしていることを。

 まだ諦めていないということを。

 だが戦えば少女が死ぬのは確実だ。

 そう断言できるぐらい壊した元凶となる存在は強大だった。

 この辺にある建物がそれと比べると小さく感じる程の大きさ。

 頑丈そうな白い鱗と全てを破壊しそうな鋭い爪と牙、そして巨大な翼。

 その姿は神話に出てくるドラゴンのそれだ。。

 世界で『白き龍神』と呼ばれ恐れられている最強クラスの魔獣、白い龍アルバスで間違いないだろう。


「皆も避難したし、俺たちも避難しよう。もうここに居る意味は無い」


 少年は少女に諭すように声を掛ける。

 だが少女は首を横に振る。


「意味なら有るよ!!だって、だってこのままじゃこの町にもう二度と帰って来れなくなるんだよ!?たくさんの思い出を作った場所が無くなるんだよ!?そんなの嫌だよ!?」


 少女の眼から涙が零れ落ちる。

 少年はそれを見て苦い顔を浮かべる。

 このまま壊されればもうこの町は修復されないだろう。

 修復不可能とみなされ切り捨てられる。


「(俺には何も出来ないのか……)」


少年は自分を責める。


「(なんで、俺には力が無いんだよ……。なんで、目の前で泣いてる女の子一人救えないんだよ……)」


 少年は自分を責め続けた。

 自分の不甲斐無さに。

 自分の1番嫌いなものを見てるのに何もできないことに。


「(神様、いや魔王様でもいい。俺にコイツを護る力をくれ!!)」


 少年はそれが無意味だと知っていた。

 『魔法』は女にしか使えないのだから。

 それでも神や魔王といった居るかも分からない者に縋らざるを得なかった。

 だが、何も起きない。

 当たり前だ。

 男に魔法が使えるわけがない。

 少年は泣いている少女に目を移す。

 少女から漏れる光はどんどん多くなってきている。

 今にも飛び出していきそうだ。

 それを止めているのは彼女も敵わないのが分かっているからだろう。


「(欲しい!!護る力が!!泣いてるヤツを助けられる力が!!だから寄越しやがれ!!)」


 少年は願う。

 意味が無いと知りながら。

 それでも願い続けた。

 そんな時、奇跡が起きた――。


――――――。――――――――――――。―――――――――――――――――――――。


 声が聞こえた。

 そしてそれと同時に体中に流れ出した力を感じ取った。

 少年はそれが魔法だと理解する。

 何故自分が使えるようになったのかは考えないことにした。

 そんなことより少女を護ろうと。

 少年は少女の頭に手を置く。


「お前は諦めないんだな。妹が諦めずに戦おうとしてるんだ。俺もあきらめられねぇな」


 少年は少女に笑顔を向けた。


「後はお兄ちゃんに任せとけ!!」



☆   ☆   ☆



 少女はその後の事は良く覚えていない。

 何が起こったのか理解が追いつか無かった。

 気付いてた時には一番大切だった者は居なかった。

 よく覚えているのは少年が最後に自分に向けた笑顔だった。

どうでしたでしょうか。

今回のも魔法メインですね。

楽しんで貰えれば幸いです。

まあプロローグはギャグとかも無いのであれですけど。

この作品は基本的にはギャグを結構入れる予定です。

なので気軽に読んでください。

では今回はこの辺で。

さよなら~

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