表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
盗っ人の心得  作者: ミハ
1/1

ある夜の話

ギリギリ・・・カチ!


ようやく、開けられた。この金庫だけで30分もかかってしまった。速くしないと、家主が帰ってくる。


金庫の扉を開け、中に入っている小さな袋を掴み、窓から飛び出す。


二階から道路に着地し、走り出す。

静かに、そして速く、誰にも見られてはいけない。


2キロほど走ったところで、近くにあった橋の下へ隠れる。

先ほどの袋を取り出し、中身を確認する。


「入ってるな」


目当ての物を確認して、携帯電話を取り出し、電話をかける。


「もしもし、深夜か?俺だ。ちゃんと手に入れた。今からそっちへ向かう。・・・何?コーラだと?わかったよ。じゃあ、後で」


30秒ほどで用件を伝え、再び走り出す。

目的地はこの街の中心にあるホテル。

ホテルへ行く前にコンビニでコーラのペットボトルを10本ほど買い、ホテルに到着した。


ロビーを通り過ぎ、階段で最上階へ向かう。

最上階である27階に到着し、一番奥の275号室へ向かう。

インターホンを押すと、ドタドタと走る音が聞こえた後、ドアが開いた。


中に入り、鍵を閉め、チェーンをかける。

部屋は、このホテルで最も豪華な部屋で、

広々としている。

奥にある大きなベッドの上で、高校生くらいの女子が座っている。今回の依頼人だ。


「珠崎くん、お疲れ様。・・・それで、頼んだ物は?」


無言で袋を少女の前に置く。


「ありがとう、報酬は50万円くらいで良い?」


50万円の金額が書かれた小切手を受け取り、部屋を出て行こうとすると、袖を掴まれた。


「何で喋らないの?私さっきの電話で何か失礼な事言った?」

「いいや、喋るのがめんどくさいだけだ。ほら、コーラも。」


コーラを渡して、一つの質問をする。

「なぜお前は俺に警察から銃弾なんかを盗ませたんだ?」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ