小学生女子を海外で育てると決めた
自分の子どもには、英語を喋れるようになってほしい。
全女子が憧れる育児ではないかしら。
自分の子どもには、英語を喋れるようになってほしい。
全女子が憧れる育児ではないかしら。
なぜそれに憧れるかの理由を深く考えることはなかったけれど、そのための選択肢がいくつかあることは知っていた。
おうち英語?
ううん。赤ちゃんの時からやっていればよかったのかな?親の言うことを聞く素直な子ならできるのかな?うちは英語で読み聞かせしてもお互いにすぐに飽きちゃうから、無理かな。
日本でインターに入れる?
ううん。それにはお金がかかる。近所にはない。
教育移住?
最近の流行り、沢山の芸能人がしているように、アジアに教育移住する??
ううん。蒸し暑いアジアに行きたいわけではない。そもそも、親が仕事を辞めて教育移住は、金銭的な課題もあって一般人にはなかなか無理。会社を辞めず、完全リモートで働けるほどに会社で特別扱いされる人材なんてなかなかいないよね。
海外駐在?
数十年前なら、それが勝ちパターンだったのかもしれない。実際に、親の海外駐在のおかげで英語が喋れて「帰国子女」という肩書を持つ者はいる。そんな子はラッキーだよね。今風に言えば、親ガチャ大当たり。
でもさ、今の時代は夫婦共働きが標準。どちらかが海外駐在したら、もう片方はどうするの?
配偶者の海外駐在に伴う休職制度がある会社なら、もう片方も駐在帯同できるかな。
もう一人タイミング良く授かれば、育児休業期間を利用して駐在帯同するのもありかな。
夫婦両方が同じタイミングに同じ都市に駐在なんていうスーパーラッキーな人がいるとしたら、よほどのハイスペックカップルよね。それが無理なら、もう片方は会社を辞めて現地企業で働く?ビザの問題もあるよね。
選択肢は多い。1つずつ、真摯に、かつ、念入りに検討すれば、きっとどれも実現可能だったと思う。
でも、どれを選んでも失うものがあるのは確か。子どもの母語習得の機会を失う。自分の仕事を失う。
もしかしたら、おうち英語を真面目にやるのが、一番コスパが良かったかも。失うものが何も無いから。でも、それって本当に私の憧れていた「自分の子どもには、英語を喋れるようになってほしい」ということなのかな。なんかちょっと違う。私はもっと、華やかなものを欲していたんだと思う。
結局、私は仕事を辞め、海外駐在に帯同して、子供を英語圏で育てることにした。




