31 ポンコツ決定
1ヶ月と10日期間が空いてしまいました。
本当にすみません。
ちょっとしたスランプになってしまい、投稿する事が出来ませんでした。
完全に治ったわけではないので次の投稿も期間が空くと思います。
必ず治します。すみません…。
修行の日々を思い出して、少々胃が痛いが、俺はこう思う。
そのまま言った方良いのだろうか。それとも、多少オブラートに包んで言った方が良いのだろうか。
どっちがいいかな~。
うーん。う~ん。う~ん。
よし。
ハルに相談しよう。
「ハル。そのままかオブラートに包んで言うか、どっちがいいと思う?」
「こたえるまえに1つ、しつもんいいですか?」
「いいぞ。」
「オブラートにつつんでいうというかんがえがでてくるほど、しゅぎょうはかこくだったのですか?」
「……?」
思わぬ質問を聞いて、一瞬意味が分からなかったが、言っていることは簡単だ。
「過酷だった。」
「それなら、オブラートにいったほうがいいとおもいます。」
そうだよね~。
オブラートな方がいいよねきっと!
俺はうんうんと頷いた。
「オブラートに言うのはダメです。ちゃんと、しっかり、事実をそのまま伝えてください。」
吸血鬼の女は言う。
えー。そんなー。
「ガビーン。」
「ガビーンて……。 ああもうアホらしい! もう、もう口調なんてどうでもいい!!」
おっと。口調が崩れたぞ。大丈夫かこの人。
そっと吸血鬼の女に、ジト目を向ける。
「や、やめてくれ! そんな目で私を見るんじゃない!」
こりゃもう、口調のことなんて全く頭に無いんだろうな。
なんかどんどん残念な人になっていってる気がする。
最初はずっと無表情でなに考えてるのか分からなかった。
でも今は……。
チラッと吸血鬼の女を見る。
うん。考えないようにしよ。
それじゃあ、こいつの言う通りそのまま、伝えてやろう。やめてと言っても止めはしないからな。
「きゅうけつきのおねえさん。おなまえはなんですか?」
ハルは吸血鬼の女に言う。
そういえば聞いてなかったな。正直興味は全くないけど。
「あっ…。名前のこと忘れてた…。」
こいつは【ポンコツ決定】だな。
「な、なまえを、わすれる……?」
「ああ。忘れていた。」
ハルなんか勘違いしてない?
「おねえさん。なまえをがんばっておもいだしましょう!
きっとおもいだせるはずです!」
ハルが吸血鬼の女の手を握る。
やっぱりー。
吸血鬼の女→名前を言うのを忘れる。
ハル→名前そのものを忘れると勘違い。
「ハル…。」
何その勘違い! 可愛い!! 可愛い以外に言葉がでない!!!
「えっと…。そこのお嬢さんが勘違いしてるようだが、まぁいい。
私の名前はルビー。吸血鬼の王だ、と言いたいがまだ違う。次期王、つまり次の王だ。」




