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俺「便意を操作するチートかぁ……」

作者: イカルガ

細かいことは考えず、アタマカラッポでお楽しみください。

俺「便意を操作するチート……ですか?」


神様「そう! それこそが異世界転生する選別にわしがお前に与えたチートじゃ!」


俺「えっと……意味が分かりません」


神様「なんじゃ物分りが悪いのぉ。つまり『こいつにウンコ漏らさせたい』と思えば漏らさせ放題っていうチートじゃ」ハァ


俺「なるほど」スッ


神様「ああああああああ!!」ブリュブツチブリリイリブゥゥゥッ!!


俺「ひぇぇ」


神様「わしに使ってどうする! さっさと異世界へ行って魔王を倒してくるんじゃ! そうすれば天国へ送ってやる!」パカッ


俺「うわっ急に足元が……」ヒュゥゥゥ


----------


俺「いてて、どうやら本当に異世界に来たみたいだ。とりあえず目の前の大きな門へ行って誰かに話を聞いてみよう」


王都入口>


門番「この先は王都だ。通行証は持っていないか?」


俺「持ってません」


門番「そうか、ならば身分証明書か何かは?」


俺「それも持ってません」


門番「そうか、ならば王都へ入れることはできない。これは規則なんでな」


俺「そうなんですか……」スッ


門番「ひぎぃぃぃぃぃ!!」ブッビビビイビビビビビビビッシャーーーーーー!!!


ザワザワ コイツハクセェー プンプンスルゼェー


俺「今のうちに……」コソコソ


門番「おしりしゅごいのぉ……」ピクピク


----------


俺「とりあえず異世界と言えば冒険者ギルドだろう。登録してみよう」


冒険者ギルド>


俺「とりあえず受付みたいなとこで登録できるだろう」


俺「すみません、冒険者登録したいんですが」


受付嬢「では身分証明書の提示をお願いします」


俺「持ってないんですが」


受付嬢「そうですか、規則により身分証明書がないと……」


俺「はぁ……」スッ


受付嬢「アーーーーーーッ」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


俺「どうしました?身分証明書がなんですって?」


受付嬢「ですから……身分……」ハァハァ


俺「ほぉ」スッ


受付嬢「パッ」ピーーーーーーーーーーーーーーーッ!


俺「どうしました?汗すごいですよ」


受付嬢「分かり……ました。急いで登録……いたします」ハァハァ


俺「やったぜ」ニッコリ




受付嬢「登録完了しました。ちょっと席を外します」ダダダッ


俺「どうやらただ漏らさせるだけじゃなくて、加減を付ければ強烈な便意に留めることもできるみたいだ」


俺「とりあえずはクエストをこなして当面の生活費を稼ごう」


俺「低級魔物の討伐でいいか」


先輩冒険者「待ちな! おれはテメェみたいな新米をいたぶるのがでぇ好きなん」


俺「」スッ


先輩冒険者「止まりません! 止まりません!」ピルルルルル…ボッ?……ピルルル…ブチャベチャンボビチャーペチョッ……ヌチャア


俺「うっわ汚な……」


----------


王都周辺の森>


俺「さて、オークってのはどこらへんにいるのかな?」テクテク


プギィィィィ オノレェ!


俺「ん? 向こうの方から声がする。行ってみよう」ダダッ




オーク「ウォォォ!(ヒャッハー! 女だー!)」


女「クソッ!このままじゃ……」バシッバシッ


俺「女の人がオークと戦ってる! こりゃ大変だ!」


俺「えいっ」スッ


オーク「ああああああああああああ!」ブリュブツチブリリイリブゥゥゥッ!!

女「ああああああああああああ!」ブリュブツチブリリイリブゥゥゥッ!!


俺「しまった、オークだけでいいのに」


俺「調節が難しいな」スッ


オーク「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」シャーーーーーーーーーー


俺「よしっ! 今のうちだ、女の人を抱えて逃げよう!」ダッシュ


オーク「汚されちゃった……(プギィィィ)」サメザメ




男「(あの女の人は宿屋の娘さんだったらしく、お礼にしばらくタダで宿に泊まらせてもらうことになった。食事もついてるからとりあえず食事と宿の心配はしなくてよくなったな)」


男「明日もクエストをこなしつつ、チート能力を練習していこう」


----------


俺「(あれから1か月、俺はクエストを毎日こなして金を溜めつつ、この能力の練習を重ねた)」


俺「(その甲斐あって、多少のモンスター程度は倒せるようになった。そろそろ魔王城がある魔界へ向けて旅立ってもいいだろう)」


俺「(ただ王都で『放便小僧』の名で知れ渡ってしまったのが屈辱だ。俺だって好きでこんな能力を手に入れたわけじゃないのに……)」


俺「まぁ気にしたってしょうがない! 気を取り直して頑張ろう!」


隣町>


俺「ここが隣町か、今日はここで一泊しよう」


?「待ちなさい!」


俺「何だ?」


魔法使い「私は魔法使い! あなた最近王都で悪名高い放便小僧ね! 話では女性にも放便させる変態異常性癖者だとか……私が成敗します!」ビシッ


俺「まぁ間違っちゃいないか……悪いこと言わないからやめとけ、君だって恥をかきたくないだろ?」


魔法使い「やってみなさいよ」


俺「何だって?」


魔法使い「あなたの自慢のクソ魔法を当ててみなさいって言ってるの!」


俺「後悔しやがれーー!」スッ


魔法使い「」シーン


俺「」


俺「なん……だと……?」


魔法使い「フッフッフ、思ったとおりね。あなたの奇妙な技も私の『魔法障壁バリア』の前では無力みたい」


魔法使い「食らいなさい! 水魔法『ウォーターカッター』!」ズバァ!


俺「あぶね!?」ヒョイッ


俺「俺の能力が効かないなんて……! とりあえず逃げるしかない!」ダダダッ


魔法使い「待ちなさい!」


----------


俺「ハァハァ、とりあえず森の中に逃げ込んだが追ってくるだろう。……俺の能力が効かない相手がいるなんて、一体どうすればいいんだ……」


?「(俺……俺よ……)」


俺「なんだこの声は……頭の中に響いてくる……」


?「(俺よ……私だ……)」


俺「その声は神様! ちょうどよかった、いまピンチなんだ!」


神様「(分かっておる。しかし大丈夫じゃ、お前は1か月の間に新たな放便チートを得たはずじゃ。それを使えば勝てるじゃろう)」


俺「新たなチート? いったい何なんだそれは?」


神様「(気づいておらぬのか……仕方ないのぉ、そのチートの名は『黄金の放便体験ゴールド・エクソペリエンス』。今までの能力の上位互換で、便意の強さや、便の形状まであらゆる面での操作が可能となっておる。チンケなバリアごとき打ち破れるじゃろう)」


俺「エクソ……マジで言ってんのかジジイ!」


神様「(マジもマジマジ大マジじゃ!)」


俺「そうか、じゃあそいつはどうやって使えばいい?」


神様「(……すまぬ、電波が悪くなったようじゃ。健闘を祈る)」プツン


俺「あのクソ野郎! いや、クソは俺だけど。ってどうすれば……」


魔法使い「見つけたわよ!」ザシュッ


俺「うわっ」ザザッ


俺「ええい、一か八かだ!」サッ


魔法使い「なに? またそれ? 言ったでしょ私にバリアがある限り……」


俺「『ゴールド・エクソペリエンス』!」ドーン!


魔法使い「だから私には効かないって……」マーオ


魔法使い「……あれ?」マーーオ!!


俺「……どうだ?」


魔法使い「あ……あああ……あ……ああ」マーーーオ!!!


魔法使い「あああああああああああああ!!!!!!!!!!」ギャフベロハギャベバブジョハバ!!!!


俺「やった!」


魔法使い「あああああああああああああ!!!! こ、このクソがァァァァァ!!!!」タッタタラリラァピーヒャラピーヒャラ!!


俺「クソに溺れる、夢を見な!」ドン!


魔法使い「ガクッ」ビシャッ!


----------


魔王城門前>


俺「あれから1年、ついに魔王城まで到達した」


魔法使い「長い旅だった」


俺「ああ、しかし今日で全てが終わる」


魔法使い「ええ」


俺「行くぞ!」ザッ


魔王城門番達「クッ、クソ野郎だ! クソ野郎が来たぞー!」ザワザワ


魔法使い「フフッ」


俺「……かまわん、行くぞ」


----------


魔王城中庭>


魔王軍大将「確かにお前は強い。しかしこの魔王軍1000人の前にどう抵抗する?」ニヤニヤ


魔法使い「いきなり周囲を完全に囲まれるなんて……」


俺「魔法使い、俺達の周囲にバリアを張っておいてくれ」


魔法使い「まさか、いきなりアレを使う気なの?」


俺「ああ、クソが服に着かないように、な」サッ


魔王軍大将「ブツブツうるせぇぞ! 行くぞ野郎ども!」


魔王軍「「「「「「「「ウォォォォ!!!!!!」」」」」」」」ドドドドドドド


魔法使い「ええい、バリア!」キュイーン


俺「『ゴールド・エクソペリエンス・レクイレム』!」ドン!


魔王軍「「「「「「「「あああああああああああああああ!!!!!!」」」」」」」」ブッビビビイビビビビビビビッシャーーーーーー!!!


俺「終わりなき放便が放便の終わり。それがゴールド・エクソペリエンス・レクイレム」


俺「ゴールド・エクソペリエンス・レクイレムの真の能力は、食らった者の体の水分をゼロにする。即ち死ぬまで便を垂れ流し続けるということだ」


俺「先を急ぐぞ、魔法使い」ザッザッ


魔法使い「え、ええ(なんてキモイの……)」


----------


魔王城内部>


?「クックック、ついにここまでやってきたのか」


俺「……お前が魔王か?」


側近「いや、私は魔王様の側近。魔王様はこの先だ。お前に一つ言いたいことがある」


俺「なんだ?」


側近「クックック、どうやらお前は自分の能力を過信しすぎているようだ。いいか、魔王様は完全にして無敵、まさに魔族の頂点に君臨するお方だ。お前のようなクソ能力では魔王様は倒せない」


俺「……言いたいことはそれだけか?」


側近「へ?」キョトン


俺「『ゴールド・エクソペリエンス』」


側近「ほああああああああああああ!!!!!」パピー!パピパピパパパ!パピー!


俺「殺す価値もねぇやつだ。行くぞ」ザッザッ


魔法使い「え、ええ(このクソ能力者、生きてて楽しいのかしら)」


----------


魔王城最上階、魔王の部屋>


魔王「フハハハハハ! ついに来たか人間の勇者よ! 我を倒すため、遠路遥々大変であったろう!」


俺「俺が勇者、か……さっさと終わらせて帰らせてもらうぞ」サッ


魔王「貴様の能力は知っておる! だがそんなものでは我は倒せぬ!」ゴゴゴゴゴゴ


俺「どうだか……『ゴールド・エクソペリエンス・レクイレム』!」ドン!


魔王「」シーン

俺「」シーン

魔法使い「」シーン


俺「へ?」キョトン


魔王「フッハハハハハハ! だから無駄だと言っておるだろうが!」


俺「どういうことだ魔法使い! 強力なバリアでも張っているのか!?」アセアセ


魔法使い「いえ、魔力を感じないからたぶんだけどバリアの類は展開していないはず!」


俺「(どういうことだ!? 今までエクソペリエンスが通じない相手はいなかったし、勝てない相手もいなかったのに!)ど、どうすれば……」


魔王「我は魔王! 魔族の頂点に立つ完全無敵の存在! 貴様らのようなゴミ人間2匹取るに足らず! しかし貴様らを葬り去り、そして人間界へ攻め入り、世界を魔族で統一しようではないか! 今日はその足掛かりとなる日なのだ!」ゴゴゴゴゴゴゴ


俺「考えろ、考えるんだ、何か策はあるはずだ、そうだろ魔法使い!」


魔法使い「(他人任せかよ)チッ」ウーン


俺「おい!?」


魔法使い「そうだわ! 魔王や側近が言ってた『魔王は完全にして無敵』ってつまり魔王は他からの栄養補給を必要としないってことじゃないの?」


俺「?」


魔法使い「つまり魔王は食事をしない、よって排泄もしないってことよ!」


魔王「フハハハハハハ、よくぞこの短時間で見破ったものだな! そうだ我は排泄をしないどころか肛門も無い! 貴様ら人間と違ってエネルギーを他から取り込むなどという無駄なことはしないのだ!」


俺「つまり……」


魔法使い「アンタのエクソペリエンスは全く効かないってことよ!」


俺「」マッシロ


魔法使い「アンタなんとかしなさいよ! 昨日なんてあんなに自信満々だったくせに!」


魔王「フッハッハッハハ! 滑稽なものだな人間の勇者よ! そのクソ能力がなければ我に成す術もないとは! まあ安心せい、情けで一撃で殺してやろう!」ゴゴゴゴゴゴゴ


俺「待てよ……いままでウンコしたことがないってことは……」


俺「まだ策はある! 魔法使い!自分の周りにバリア張ってろ!」


魔法使い「何する気なの!?」バリア


魔王「全く諦めの悪い奴だ。我にその能力は効かぬと言っておろうが!」


俺「お前に使うんじゃない! こうするんだ」ヌギッ


魔法使い「ギャアアア! 何アンタ貧相なモノ見せてんのよ!」


俺「うおおおおお俺を見るなあぁぁ!」スッポンポーン


魔王「フハハハハハ! 気がくるって下半身裸になるとはな! 急がずともすぐ楽にしてやろうではないか!」


俺「何勘違いしてるんだ、まだ俺の攻撃は終了していないぜ!『ゴールド・エクソペリエンス・スプリンクラー』!」ドン!


俺「んほおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」ビュッショァァァァァ…クルクルクル…パピョピョピョニュルニュルフォカヌポゥ!!!


魔法使い「ヒィィィィィ! アイツ自分自身にエクソペリエンスを使いやがった!」


魔王「な、なんだこれは、クッセェェェェェェ!!!!!」


ビチャビチャビチャビチャ


俺(高速スピン中)「どうだ魔王! お前は今までウンコをしたことがない! つまり直にウンコを見るのも嗅ぐのもこれが初めてってわけだ! ヒャッハァどうだウンコ初体験は!? 臭かろう、汚かろう! こんなもんが自分の部屋中にまき散らされる不快感はどれほどのモンだろうなぁ!? クッハー最高だなこりゃ! ボクの部屋はウンコ部屋ですってか? オキョキョキョキョ 傑作だねこりゃ!」スピンスピンスピン


魔王「ふざけやがってこのクソガキがぁ! いいだろう一瞬で消し炭にしてくれる!」ゴォォォォォ!


魔法使い「いけない! あれは火魔法の中でも最上級の『アンリミテッド・ファイア』よ! あんなの受けたらこの城ごと燃え尽きるわ!」


俺「大丈夫だ、魔法使い! エクソペリエンスは水分を消費してかなわん、お前の水魔法で俺に水分補給し続けてくれ!」


魔法使い「え? 水分補給だけでいいの!?」


俺「ああ、俺に策がある! 早くしてくれ!」


魔王「いよいよもって死ぬがよい……『アンリミテッド・ファイア』!」ドゴォォォォォォォォォォォォォ!ドガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!


魔法使い「来たわ!ちょっとアンタ、魔王に向かって尻を向けて……まさか!?」


俺「そのまさかだ! 『ゴールド・エクソペリエンス・ハイドロポンプ』!」キュイーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・・・ ドシュゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い「もうどうにでもなれぇーー!!!水魔法『ウォーターサーバー』!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


----------


俺「今は俺と魔王の丁度中間で拮抗しているが……駄目だ! 押し負けている! このままじゃ徐々にこっちに詰め寄られて、負ける!」ドシュゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い「ちょっと何とかしなさいよー!」


魔王「フハハハハハハ、なんだその程度かァ!」ドガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


俺「仕方ない、魔法使い! お前の尻を魔王に向けろ!」


魔法使い「絶対イヤ絶対イヤ絶対イヤ絶対イヤ!!!!!!」


俺「しょうがねぇだろこのまま死にたいのか!?」


魔法使い「死んだ方がましよォォォォ!!!!」キッパリ


俺「だめだァー!!! このままじゃあ……ん? あれは?」


側近「魔王様……魔王様……」フラフラ


俺「しめた! 魔法使い! あの側近にも水分保留してくれ!」


魔法使い「まぁそれなら」キュピーン


俺「『ゴールド・エクソペリエンス・ハイドロポンプ』!」


側近「りゃめぇぇぇぇぇぇ!!!!アナル壊れちゃううううううううううう!!!!!」キュイーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・・・ ドシュゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!


魔王「ヌゥゥゥッゥウ!? 側近キサマァ!!!!!」


俺「よし、これで2倍だ! 今度はこっちが押している!」


魔法使い「(帰りたい)」


魔王「フッハッハッハッハアアハ!!! 果たしてここまでやるか! 腹立たしいほどに優秀だな! これはかつての人魔大戦でも結局使わなかった魔法だがそうも言っていられん状況のようだ! 行くぞ! 『アルティメット・アンリミテッド・ファイア』!」ドゴォォォォォォォォォォォォォ!ドガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!


俺「ああああああああああああああ!!!!!!!!!!」ドシュゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い「だめよ! 完全に力負けしてる!」


俺「おい魔法使い! 後ろから魔王軍が来てるぞ!」


魔法使い「えっ!?」クルッ


俺「」ニヤッ


魔法使い「魔王軍なんてどこにも……」ハッ


俺「『尻穴姦(ア・ナ・ル・カ・ン)』……」
























俺「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

魔法使い「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

側近「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」



グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオバリバリバリバリバリィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔王「ま……さか……我が……」ゴッ!























俺「ハッ!」ガバッ


神様「おお、気付いたか」


俺「か、神様! 魔王は、魔王はどうなったんですか!?」


神様「魔王は死んだよ。お前らが倒した」


俺「やった……やったんだ! ……ってなんで俺はここに?」


神様「なんでって、死んだからに決まっておろう?」


俺「!? そうか……じゃあ俺は魔王との戦闘で……」


神様「いや、魔王を倒した後、激昂した魔法使いにリンチされて死んだ」


俺「ひどい!?」


神様「まぁいいじゃろ、魔王を倒してから人間界には平和が訪れ、魔法使いはたった一人で魔王を倒した勇者として崇められ、イケメン王子と結婚して幸せに暮らしとる」


俺「すみません神様、どこかに殴ってもいい壁ないですか?」


神様「そして、じゃ。お前は魔王を倒した褒美として天国へ行く……」


俺「そうだった! じゃあ天国に行って美女と遊び放題ってわけですね?」


神様「予定じゃったが、予想外のお前の働きぶりに感心してのぅ。別の世界の魔王も倒してもらおうかと思うのじゃ」


俺「ほぇ?」キョトン


神様「その世界に悪の魔王がいることは分かっとるんじゃが、その他についてはよく分からん。いわば誰も知らん世界じゃな、まぁ新鮮で良かろう」


俺「ちょっと、ちょっと待ってくださいよ!」


神様「まぁ待て、お前の言いたいことも分かる。また放便能力じゃ飽きると言いたいんじゃろ。大丈夫じゃ、今回は別の能力を考えてある」


俺「あのですね、そういう問題ではなくてですね……」


神様「そうじゃな……『×××が止まらなくなる』というチートはどうじゃ?」


俺「ふっざけるな! そんなチート持って行ったらノクターン行きじゃねぇか!?」


神様「ごちゃごちゃうるさいのぉ、まぁ頑張れよ」パカッ


俺「うわぁぁぁぁぁ、テメェコラクソボケェェェェ……」ヒュゥゥゥ


くぅ~疲れましたw これにて完結です!

実は、入浴中クソみたいな話を思いついたのが始まりでした

本当は某掲示板のジョジョSSに影響されたのですが←

せっかく思いついたので深夜のテンションで挑んでみた所存ですw

以下、神様達のみんなへのメッセジをどぞ


神様「みんな、見てくれてありがとう

ちょっと腹黒なところも見えたかもしれんが・・・気にするでないぞ!」


魔法使い「いやーありがと!

私のかわいさは二十分に伝わったかな?」


魔王「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいな・・・」


先輩冒険者「止まりません! 止まりません!」ブチャベチャンボビチャ


オーク「・・・ありがと」ボパッ


では、


神様、魔法使い、魔王、先輩冒険者、オーク、俺「皆さんありがとうございました!」



神様、魔法使い、魔王、先輩冒険者、オーク「って、なんで俺くんが!?

改めまして、ありがとうございました!」


本当の本当に終わり

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