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プロローグ
ようこそ、そして初めまして
摩訶不思議に聞こえるでしょうが
最初に一言。
やっと見つけて下さりありがとうございます。
説明と案内人をさせて頂く
私無 鏡 と申します。
ここは、色様々な扉が開く場所。
そこには千差万別、似ている様に見えても
ただの一つも同じものはございません。
そこであなた方に求めるものは
またそれも人それぞれ、
感嘆も、失望も、
全てはそこでは等しく価値があるものです。
ある意味この世で最も平等な場所
それがここ、写し鏡の館でございます。
とゆっても、いまいち分かりにくいと思いますので
早速、扉を選んで覗いてみましょう。
ここが、あなたにとっての自由を広げる場所に
なれることを切に願っております。