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追憶・記憶  作者: .png
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第三話 〔街の裏路地にて〕 [SIDE ???]

第三話にして新キャラの登場です。

―――大陸の極東の島の都、ルーネ。

中世のレンガ作りが多数残されている街でもある。

大通りは人々で溢れかえりたくさんの店が商売をしている活気あふれる街である。


しかし一歩裏路地に入ればそこは秩序の「ち」の字も無い無法地帯で、喧嘩やスリは勿論の事、殺人まで起こりうるのである。



そこで今迷い込んでしまった一人の少女が事件に巻き込まれていた。


「ちょっとねーちゃん

 俺らと楽しいことしようぜぇ〜」


明らかにワルって感じの頭悪そうなつり目の恐そうな人が4人ほどいた。

そしてその4人に1人の少女が囲まれていた。―――






「や、やめてくだい〜

 こ、困りますぅ〜。」


「いいじゃにぇ・・・良いじゃねえか。」


噛みましたよ。今この人噛みましたよぉ〜。


「プッ・・・」


「わ・・・笑うな!」


ワルA(仮)が顔を赤くして必死に弁解をしています。

すごくおかしいです〜。


「そんなことよりねーちゃんよ。

 遊んでくれよ。」


ワルB(仮)が助け舟を出しました。

だけどこんな奴等について行く気はありませんよぉ。


「迷惑ですぅ〜」


「付いてこないと損するぜ。いいのかよ。」


「結構ですぅ〜」


「もうほかのやつを当たろうぜ――」


ワルC(仮)が痺れを切らして言いました。

この我慢が出来ない人に感謝ですぅ〜。


「コイツ貧乳だしさ。」


ん?何か聞こえましたねぇ。聞き間違いでしょうか〜?


「そうだなぴん・・・貧乳は嫌いなんだよな。」


ワルA(仮)、貴方はしゃべらないほうがいいと思いますよぉ〜。まあ関係ないですけどね。





あ、そろそろやばそうです、キレちゃいそう・・・。




でもさっきから何か変な単語が飛び交っているんですけど。

もういい加減にしてくれませんかね。


「こんな貧乳ほっとこ――「ウギッ!!」


はぁ、でしゃばら無ければよかったのによ〜。


「あん・・・お前らさっきから静かに聞いてりゃ貧乳貧乳と五月蝿ぇよ。」


「何だお前歯向かおうって言うのか?

 無理だっての。」


刹那、ワルB(仮)が静かになった。


「な・・・何だコイツ・・・」


「あぁん? 俺か?

 俺はな・・・シンシア。

 『銀髪の夢幻師ぎんぱつのまぼろしつかい シンシア』だよ!!」


あれ?ワルどもの態度が変わりやがったぜ。


「ぎ・・・銀髪の夢幻師・・・・」


「ああ。俺はそんな二つ名を持ってるな。」


たしかに持っている。誰が決めたかは知らねえがな。


「あ・・・あの『紅髪の剣狼(こうはつのけんろう)』の仲間の・・・。」


紅髪の剣狼・・・懐かしい名前だな。


「ああそうだが?」


「ひひぃ・・・」


逃げ出すかぁ? 別に良いぞ。


逃げれればな。




「うぐっ!」


ワルCが壁に叩きつけられた。


「や・・・やってくれたなぁ!!」


ワルDがナイフを持って走ってきた。


が・・・




ザシュゥ――――・・・


ワルDは勝手に転んだ。


「おのれ・・・謀ったな・・・」


「おい・・・流石にそれはねえぞ。」


ワルDは気絶した、弱ぇなオイ。


さて・・・残りはワルAだけだな。


「さて・・・フィナーレは派手にやってやるか・・・」


「は・・はでぃ・・・に・・・」


もう突っ込まん。


「覚悟しとけよ。」


さてそろそろカーテンコールと行きますか。


「カーテンコール・・・それまでの間存分に楽しめよ。」


「ひっ・・・」


「さぁて、終幕の仕方ぐらい選ばせてやるか・・・


 ひとーつ、圧死

 ふたーつ、焼死

 みーっつ、斬死

 

 どれがいい?」


「い・・・いやだぁぁぁぁぁぁぁ!!」


刃物を持って突撃か・・・どれもいい選択肢だと思うのによ。残念だな。


「フッ・・・」


それをかわす、そして


「ほれっ」


――ドスッ


頸筋に後ろ回し蹴り。


「もっと派手に終わらせてやろうと思ったのに、寂しいな。」


もう聞こえていない・・・か。


「とっとと帰ろうか。」


―――そういって彼女は路地裏から出ようと歩き出した。―――

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