表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追憶・記憶  作者: .png
10/19

第十話 〔恐怖の買い物【前編】〕 [SIDE ジェーン]

久しぶりの二日連続投稿。

と、言うことで今買い物をしている。

みんな忘れていないよね買い物の為に商店街に来たんだよ。

アリサとかアリサとかアリサにあってgdgdになったけど本当は買い物が目的だったんだよ。


それと、あのあとシンシアちゃんとアーサーには事情の説明をしてまあ皆仲良くなりました。めでたしめでたし。





「ねえねえジェーン?何買うの?」


煩い。無視だ。


「ジェーンったら。」


煩い。無視だ。


「ジェーン答えてくれないとキスするぞ・・・?」


これは貞操の危機?そう危機だ。

今俺にある選択肢は・・・


 

 

   唇を奪われた後、最悪襲われる。

 

   答える。その代わり暫く煩いのが付きまとう。


   蹴り飛ばす。


   阿部さん召喚。

 



あれ、最後の何?どっちかって言うと俺のほうが危険じゃね?



 

   唇を奪われた後、最悪襲われる。

 

   答える。その代わり暫く煩いのが付きまとう。


 ⇒ 蹴り飛ばす。


   阿部さん召喚。




決定だな。皆さん合掌の準備を・・・・・


「ジェーン!キス~~~~~「だまらっしゃいっ」うげっ!」


はい合掌。


「アリサも懲りないわね。」


キャロルさん・・・始めて意見が合いました。

そういえば何故キャロルさんのときだけ敬語なのかと言うと・・・いやだ、思い出したくも無い。


「でも蹴り飛ばすのは無いんじゃないですかぁ?」


「でもね、シンシアちゃん?貴方、路地裏で何をしたかな?」


シンシアちゃんが言ってきたので封殺。


「うっ・・・それを言われると・・・」


これ成功。シンシアちゃんは魔法使いましたからね。分かってますよね?


「・・・ナイスキック。」


アーサーのキャラが分かんなくなってきた。目が濁ってきてるし・・・ しかもカオスオーラが背後から・・・


「アリサさん?少しいいでしょうか?」


わざとらしく聞いてみる。


「なぁに?ジェーン?」


アリサが潤んだ瞳でこちらを見てくる。強く蹴り過ぎたかな?


「本気、今までの?」


ずっと気になっていたんだ、これ。


「もちろん、ほんぎゅい!!」


キャロルさんがとび蹴りしました。またかよ。

これはそのうちアリサがボロ雑巾のようになってもおかしくないな。


「ラブコメやってんじゃないわよ。」


キャロルが珍しく目をそらしながら言った。ホント珍しい、心に焼き付けよう。


「さあ行くわよ。」


そうこうしているうちにキャロルさんがどんどん先に行ってしまいました。


「お~い待って!!」


「待ってくださ~~い。」


と言って待ってくれたらそれはもうキャロルではないのだが・・・。


「あっ・・・」


キャロルを見失ってしまった。ついでにアーサーとシンシアも。


「・・・・・。」


「ジェーン!!」


二人っきりになったとたん飛びついてきた、少し気を抜いていたのでそのまま捕まってしまった。


「さぁて・・・買い物しましょうか・・・」


あれ?案外普通だな。


「それでどこに行くの、アリサ?」


「それはね・・・」






[SIDE キャロル]



ちょっとからかおうと思って走ってみたらあのバカップルがいなくなっていた。


「まあ問題ないわ。」


「ん?どうしたんですかぁ?」


どうやら声に出ていたらしい。まあ困ることではないから特に問題じゃないわね。


「いや、あの二人を見失って。」


「でもいいんじゃないですかぁ。」


「なんでよ。」


私にはシンシアちゃんの言っていることが分からない。


「だって、あのひとたち恋人でしょ~。」


まあ正確には違うのだが。


「ん、そうね。ほうっておきましょう。」


アリサは今、どれほどの使い手かは正確にはわからないがもしも――そんなことは無いと思うが――弱くてもジェーンがいるから問題は無いだろう。


「さあ、こっちはこっちで買い物に行きましょうか。」


アーサーの言うとおりだ。


「そうですね。」




[SIDE ジェーン]



彼女が言ったものは・・・


「服屋さん!!

 服を買いに行こう、ジェーン!!」


まあ行かなかったらかわいそうだな。付いて行ってあげよう。


「分かった行こうか。」


「うん、ありがと。ジェーン。」



俺はすんなりと決めてしまった。この決断がその後、笑顔の悪魔の餌食になることも知らずに・・・




     【珍しく中編に続く】



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ