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きまぐれ詩集

メロス

作者: 来阿頼亜

 いつから僕らは大人になったのだろう。


 いつから僕らは夢見ることを忘れたのだろう。


 いつから僕らは諦めることを覚えたのだろう。


 いつから僕らは信じることをやめたのだろう。



 世界は今日もぐるぐる廻る。


 変わらぬ景色を相もかわらず描き続ける。


 僕らは今日も走り続ける。


 いつか景色が変わると信じて。



 いつから僕らは大人になったのだろう。


 いつから僕らは夢見ることを忘れたのだろう。


 いつから僕らは諦めることを覚えたのだろう。


 いつから僕らは信じることをやめたのだろう。



 誰かの呟き一つで世界は変わる。


 それは蝶の羽ばたきよりも大きな波紋。


 それは誰かの魂を震わせる波紋。


 それは僕らを再び走らせる原動力。



 いつから僕らは大人になったのだろう。


 チクタクチクタク時計の針は休む事無く走る。



 走れ。


 走れ。


 走れ。


 速くなくてもいい。


 ゆっくりでもいい。


 今見える景色が変わればいい。


 景色が変われば僕らも変わる。


 夢を信じる事を諦めない。



 走れ。


 

 衝動に駆られるがままに書きました。


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― 新着の感想 ―
[一言] 素晴らしい詩でした。 >夢を信じる事を諦めない。 「大人」であっても、夢を信じたいです。 素敵な作品、ありがとうございました!
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