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学園長を知っているか?

お久です。クレーンゲームやったらセイバーリリィのキーボードゲットだぜ!

まあもう少しでテストですが。

今回も感想、誤字、脱字、表現訂正待ってます

では、どうぞ!

学園ギルドから校舎の方まで戻り、中を10分ほど歩くと目的の場所、校長室に龍介たちはやってきた。そこで龍介はふと思ったことをマリーに訊ねてみた。


「そういやここって学園なんだろ?なのに”校”長なのか?」


「ああ、そのこと?学園長より校長の方が言いやすいでしょ?まあでも正式には学園長が正しいわね。」


その答えになんだ、と龍介は呟いた。何か深い意味があるのかと思っていたからだ。


「さ、入るわよ。」


そういってマリーが木でできた黒いドアを叩くと、ドアの中から返事が返ってきた。


「入りなさい。」


「失礼します。」


龍介はそういってドアを開き入っていったマリーの後に続き、ドアの中へと入った。




部屋の中は龍介が思ったより質素で、奥にデスクがあり、そこの椅子に3~40代の男性が腰掛けていた。


「ようこそ。私がここの学園長をしているガーラント・ドラグノスだ。話はヴァレンシュタイン君から聞いているよ。」


「ヴァレンシュタイン?」


聞いたことの無い名前に首を傾げる龍介に、マリーが、「私の家名よ。」とどこか不機嫌そうな返事が返ってきた。


(ふーん、なんか厳つい名前だな。貴族みてぇだ。話したくないってのは家がらみでなんかあったんだろ。)


「魔法については説明がいるかい?」


そう聞かれ、頷くとガーラントは説明を開始した。


「まず魔力のことから話そうかな。この世界には魔力が至る所にある。勿論今この目の前にもある。でもこの魔力は動物や魔物の肉体に多く濃く含まれていることが分かっている。個体差はあるがね。この魔力が多ければ多いほど高位の魔術が撃てて、濃ければ濃いほど威力の高い魔法が撃てる。これは人間でも他の生物でも魔物でも同じだ。ここまではいいかい?」


「あ、はい。大丈夫です。でも魔物って生き物じゃないみたいないい方してますけど・・・。」


そう聞くとガーラントは何を言っているのかわからないと言いたげな顔をし、後ろにいたマリーも龍介のあまりの無知さに目を見開いていた。それでもガーラントは龍介に分かりやすいように解説した。


「そ、そこからか。ああ、魔物は生き物じゃない。確かに捕食もするし睡眠もするけど彼らは魔力から生まれたんだ。だから生き物とはいえない。」


「ほんっとに何にも知らないのね。どんな田舎から来たの?」


その答えに龍介は答えに詰まった。まさか異世界から来ましたなんてトチ狂ったことは言えない。


「ま、いいじゃんどこでも。過去なんて関係ないし、な?」


龍介は無理やり話を切り、ガーラントの話に話を再開させた。


「え・・・と、次に魔法とはその魔力を操って力に変える事をそういうんだ。種類は攻撃、防御、強化、後は相手の行動を制限する補助魔法があるね。攻撃魔法は火を飛ばしたりする魔法、防御は盾を作ったりする魔法、強化は自分や仲間の筋力を上げたり、物によっては炎や水を纏ったりもできる魔法、補助は強化の逆で相手の筋力を下げたり相手を拘束したりできる。人によって得意な魔法は違うんだよ。攻撃が得意だったり強化が得意だったり、全部って言うのは少ないんだ。」


「へえ、魔法ってのも色々あるんですね。」


「まだまだ。魔法はさらに属性もある。火、水、雷、土、風、木、光、闇が基本かな。そこから氷とか炎とか嵐とか古い記述には太陽とか月とか、果ては破滅なんて属性もある。実際何種類あるのか分からないんだ。人によって様々あるし、古代にはもっと有ったらしいからね。」


「ちなみに私は基本属性全部と氷が使えるわ。得意なのは火と水と氷だけど。」


「彼女のような9属性も使える人は少なく、1000人に1人いるかいないかですね。」


その答えに龍介は驚く。剣も凄まじく、魔法も1流、更に見惚れるほどの美貌。非の打ち所がない。


(自分みたいな化け物とは違う、完璧な人間・・か・・・。俺には関係ないがな・・・。そんな夢はガキの頃に捨てた。俺は只の化け物だ。)


「どうしたの?怖い顔して。」


気づくとマリーは龍介をじっと見ていた。


「いや、なんでもない。ちっと考え事してただけだ。」


「そう、ならいいんだけど・・・。」


そんなやり取りをしているとガーラントが机の上に置いていた水晶を龍介に差し出した。


「早速だがこの学園では自分の魔力に合った勉強が受けられる。そのための魔力の測定をしてもらおう。大丈夫、すぐ終わるよ。」


「え・・・と、どう使うんですか?あんまりこういうのは分からなくて・・・。」


当たり前である。この世界に来てまだ1週間もたっていない、せいぜい3~4日の龍介に分かるはずも無く、持つだけだと言うガーラントからの助言が出るまで何もできなかった。



「よっと。これでいいですか?」


そう聞いた瞬間、


ピシ


水晶に罅が入り、


パキンッ


粉々に砕け散った。


「・・・・・ほう、この水晶を割るとはな。」


「えっと・・・。」


「心配しなくていいよ。これは一番安いものだから。じゃあこれでいいか。」


そういってガーラントは別の水晶を壁際の棚から取り出した。


「これは今有る水晶の中で一番いいものだ。属性も量も濃さもいっぺんに測れて容量も一番大きい。さあ、これでやってみなさい。」


そういわれて持ってみると光ったには光った。だが、


「なに?濃い透明の光?こんなものは見た事が・・・。」パリン!


ガーラントがその後の言葉を紡ぐ前に水晶が粉々に砕け散った。ガーラントとマリーは唖然としている。龍介だけは今の状況を把握できていないようだ。


「ありえん・・・。この水晶が割れるなど・・・。」


「それに透明の光・・・?何なのかしら・・・?」


「まあいい、これはここにいる3人だけの秘密だ。他言無用。いいかな?」


ガーラントはそう言い、龍介たちもそれに賛同した。


「龍介君はSクラスに入るといい。だが基本属性と特殊属性1つに留めてくれ。君だって悪目立ちしたくないだろう?」


龍介は頷いた。目立つことは好かない、それが龍介である。


「では改めて、ようこそ我が学園に。」


「こちらこそ、宜しくお願いします!」




校長室を出た2人はさっきのことについて話し合っていた。


「透明って何!?それにあの水晶が割れるなんてどんな魔力なのよ!」


「知らん。俺は何も知らん!」


そんな言い合いが10分ほど続き、不毛だと思ったマリーが話を打ち切った。


「もういいわ。それより武器取りに行かなきゃ。貴方も装備揃えるんでしょ?」


「ん、そうだったな。じゃ、行くか。」


そして2人は学園内の武器屋に足を進めた。



ふう、疲れた。

龍「ふう、今回のサブタイのネタなんだ?またガン〇ムか?」

ウム。今回はちとマイナーだな。ヒントはハイペリオンだ。

龍「あ、あー。あいつか。ムズいな。外伝じゃん。」

でもこれしか思いつかなかったし。

マ「もっと分かりやすくしなさい。」

って言われてもな。まあ次回から本気出す。

龍「マジのダメ人間だこいつ・・・。」

マ「ハア・・・。」

ダメ人間言うな!

龍・マ「「ダメだコイツ早くなんとかしないと。」」

五月蝿い!もう今回はこれで終わりだ!

龍「マジカ。はあ、では!」

マ「次回も!」

龍・マ「「お楽しみに!」」

次回までゆっくりしていってね!

龍・マ「「それだけはダメだ(ダメよ)」」


今日の名言

「生きるためなら、神様だって殺してみせる!」


式さーん!!!カッコかわいいよ式さーん!!!

龍・マ「「・・・・・うわぁ。」」



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